
ミッシェル、幻のライブが映像化――活動の軌跡を動画で振り返ってみた
13/7/25(木) 15:25
2003年9月25日に京都・京都磔磔で行われたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの解散ツアーライブの模様が映像化されることになり、ファンの間で大きな話題となっている。磔磔のライブは、ラストライブとなった幕張メッセ公演とは異なるセットリストだったため、ファンの間でも映像化が熱望されていた。
ミッシェルはライブでの活動に重点を置き、一回のツアーで全国40~60か所のライブハウスやホールを回ることで知られている。
ライブでの貴重なシーンを振り返り、硬派なロックバンドとしてのミッシェルに目を向けてみたい。
ミッシェルの名を知らしめた「バードメン」
1998年、『YEBISU THE GARDEN HALL』でのライブ映像。バードメンはテレビ朝日系『ぷらちなロンドンブーツ』のオープニングテーマに起用され、大ヒット。彼らの代表曲になった。
フジロック98「G.W.D.」演奏中に
98年、フジロック・グリーンステージでのライブ映像。あまりの熱気に失神したファンがいたことから、ライブは一時中断。チバユウスケはマイクで「倒れたやつは起こしてやろうぜ」と呼びかけ、ファンは無事助け出された。
最後のシングル曲「エレクトリック・サーカス」
ラストシングル「エレクトリック・サーカス」は、ラストライブと同じ日に発売された。初期のモッシュ・ダイブなライブとは打ってかわった雰囲気だ。
ラストライブ「世界の終わり」
2003年10月11日のラストライブ。1991年、下北沢屋根裏にて初ライブを行ったミッシェルが、12年におよぶバンド活動を終えた瞬間。
「ミッシェル未体験世代」にもオススメ
インターネット上では、00年台初頭のロックシーンを懐かしみ、今回のDVD発売を歓迎する声も多い。その多くは30代~40代前半のユーザーのもので、10代~20代前半のユーザーにはあまりリーチしていないようだ。しかし、今回発売されるDVDでは、初出のライブ映像などマニア歓喜の楽曲に加え、代表曲も網羅されているため、若いユーザーにとっては「ミッシェル初体験」の良い機会となるかもしれない。
(文=編集部)
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