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村上虹郎がヴェネツィア国際映画祭で日本映画をアピール「よさをもっと伝えたい」

ナタリー

19/9/3(火) 12:57

第76回ヴェネツィア国際映画祭に出席した村上虹郎。

第76回ヴェネツィア国際映画祭の公式イベント「ジャパンフォーカス」がイタリア現地時間9月2日に開幕し、「楽園」のキャストである村上虹郎らが合同記者会見に出席した。

初開催となる「ジャパンフォーカス」は、プレスや業界関係者を対象とした日本映画の特集上映。このたび「楽園」とともに「人間失格 太宰治と3人の女たち」「カツベン!」「蜜蜂と遠雷」も選出された。

「楽園」からは村上とプロデューサーの二宮直彦が記者会見に出席。各国から集まった多くのメディアに向け、村上は「映画祭はいろいろな人と出会える、ご縁のある場所だと思っています。僕もデビュー作で海外の映画祭に行かせていただき、さまざまな映画監督や俳優さんと出会えて、今もそのご縁が続いているのがありがたい。こういった海外の映画祭で日本という国、そして日本映画のよさをもっともっと伝えていきたい」と話す。二宮は「全世界共通だと思いますが、映画が完成するのは小さな奇跡の連続だと思っています」と前置きし、「『楽園』が完成したのは2つの奇跡がありました。1つは瀬々敬久監督の脚本。そしてもう1つは、主演の綾野剛さんやここにいる村上さんをはじめとした、日本を代表するキャスト陣が魂と心を削りながら演じてくれたことです」と世界に向けて作品をアピールした。

村上は同日に行われたレッドカーペットセレモニーにも登場。「今回は是枝裕和監督、塚本晋也監督、オダギリジョーさんなど日本映画界の先輩方が数多く来ており、改めて日本と密接にある映画祭だと感じました」と参加の喜びを語った。なおイベントには「楽園」の関係者のほかに「人間失格 太宰治と3人の女たち」の監督・蜷川実花とプロデューサー・池田史嗣、「カツベン!」のプロデューサー・天野和人も出席した。ヴェネツィア国際映画祭は現地時間9月7日まで開催される。

「楽園」は、吉田修一による短編集「犯罪小説集」の5編の中から「青田Y字路」「万屋善次郎」を組み合わせて脚色した作品。綾野や村上のほか杉咲花、佐藤浩市が共演した。10月18日より全国でロードショー。

※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記

(c)2019「楽園」製作委員会

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