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L’ULTIMO BACIO Anno 19 石橋凌ライブ「シンガー×アクター=石橋凌」

19/12/6(金)

70年代末にデビューしたバンド“ARB”は、時代を鋭く反映した楽曲で独特のポジションを築いた。特に働く人々に焦点を当てた“ワークソング”は唯一無二で、当時まだアンダーグラウンドだったロック・シーンの中で、異色の人気を誇った。またワークソングの一方で、ARBのラブソングにもユニークな魅力があり、このバンドに青春を重ねるファンも多いと思う。 バンドは紆余曲折の末、活動を停止した。だが、その活動期間中には、先日、来日したイギリスの超ベテランバンド“ザ・ストラングラーズ”のベーシスト、ジャン=ジャック・バーネルや、日本のベテランバンド、ユニコーンのベーシストEBIが参加するなど、ロックシーンの重要なクロスポイントとなっていた。 ARBのボーカリスト石橋凌は、故・松田優作に出会って俳優の道を歩み出す。この選択には賛否両論があったが、石橋は歌手活動も並行して続けてきた。この春に見たツアー“淋しい街から”は、そんな石橋のキャリアが色濃くにじみ出ていて、興味深かった。彼の歌うワークソングもラブソングも、多分に俳優としての演出がなされていて、以前とは異なる魅力があった。歌詞をセリフのように語る場面や、ロックボーカリストとしてのアクションが、彼のこれまでしてきた演技に裏打ちされていたのである。 さて今回のライブは「シンガー×アクター=石橋凌」と銘打たれた特別なもの。ロビーではワインやフードも提供される。年末のひとときを、ゆったり座って年季の入ったロックを楽しむのも一興だろう。

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