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映画『実りゆく』タイトル題字を爆笑問題・太田光が執筆 クラウドファンディングも開始

リアルサウンド

20/6/12(金) 6:00

 今秋公開される映画『実りゆく』のタイトル題字を、爆笑問題の太田光が担当することが決定した。

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 若手漫才コンビ・まんじゅう大帝国が初出演、芸能事務所タイタンのマネージャー・八木順一朗が初監督を務めた本作は、“りんご”と“笑い”をテーマにした異色の青春映画。未だ存在しない映画の予告編だけを制作し、グランプリには映画化の権利が与えられるという「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」第3回大会(2018年)に出品された『実りゆく長野』が“堤幸彦賞”を受賞し、主演の竹内一希(まんじゅう大帝国)も“MI-CAN男優賞”を受賞したことで本編を望む声が高まり、撮影が進められていた。昨年の台風19号での豪雨被害から復興する長野県の魅力を伝えたいという思いも込めて、製作、完成を迎えた。

 長野県のりんご農家の後取りとして生まれた実。母親の死後、父親と2人で農園を切り盛りする実は、週末になると東京へと通い、お笑いライブに出演していた。りんごに背き、夢に突き進む実には、「母親の死後、笑わなくなった父親を笑顔にしたい」という強烈な思いがあった。やがて訪れる運命の日。人生をかけたステージで、実は夢を実らせることができるのか。

 若手漫才コンビ・まんじゅう大帝国の竹内一希が実役を務め、竹内の相方・田中永真も重要な役どころで出演している。共演には、長野県出身の田中要次をはじめ、三浦貴大、鉢嶺杏奈、小野真弓、山本學が集結。さらに本人役として島田秀平、爆笑問題の太田と田中裕二も特別出演する。

 タイトル題字は、本編にも本人役で特別出演する爆笑問題の太田が担当。太田は「書く前日にナイアガラの滝に打たれ心を清め、心の中で『波濤万万にして、雲山幾千ぞ。来ること我が力に非ず、帰ること我が志に非ず』と唱えつつ一息に書いた」とコメントを寄せている。なお執筆の模様は、公式サイトなどで順次公開を予定している。

 また、舞台である長野と東京をメインに公開を予定している本作。全国、さらに世界へ届けるための支援を募集するクラウドファンディングが、6月12日よりMotionGalleryにてスタートする。支援者には、映画エンドロールへの名前記載や本編に登場する長野県のりんご、主題歌を担当する長野県出身アーティストのサイン入りポスターなど、様々な御礼が準備されている。 (文=リアルサウンド編集部)

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