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「アポロ11 完全版」

「アポロ11 完全版」監督、未公開フィルムの発見で「奥行きを深めることができた」

ナタリー

19/7/11(木) 15:00

ドキュメンタリー「アポロ11 完全版」より、監督を務めたトッド・ダグラス・ミラーのインタビューが公開された。

NASAとアメリカ公文書記録管理局(NARA)の協力を得て製作された本作。70mmフィルムのアーカイブ映像や1万1000時間以上もの音声データをもとに、ロケットの打ち上げ直前から帰還までの9日間が映し出される。ナレーションやインタビューは差し挟まず当時の映像と音声のみで構成されており、ミラーがプロデュースと編集も兼任した。

本作についてミラーは「これまでアポロ11号を描いてきたどの作品よりも、当時の状況を的確に描けています。この作品は我々製作陣の(活動の)証しでもあるけれど、宇宙飛行士と彼らの家族、そしてNASAやNARAの人々が語ってくれた素晴らしいストーリーとチームワークがあったからこその賜物」と語る。また「映画というものは思わぬ展開を見せることが多いと感じています。そもそもこれは、記録資料だけを使ってミッションの全貌を語る単純な編集作業として始まりました。でも結果的には、世界中の専門家チームの協力を得てアポロ11号のドキュメンタリーの決定版を作ることになったのです」と本作の成り立ちを明かした。

NARAのアーカイブ映像管理者より送られてきた「1969年『アポロ11号』」と記された2本の70mmフィルムを確認した際、ミラーは驚愕と感動を覚えたという。彼は「1本目にはロケット発射を陸から撮影した映像などが残されていたのですが、70mmという大きなフィルムが使用されていたこと、現在でもその映像に生産価値があることに驚きました」と述懐。「2本目のフィルムは、ロケット発射の当日にニール・アームストロングらが宇宙服を着用しているものでした。驚いたことにこれまで未公開だった大判フィルムと音声記録が新たに発見され、このプロジェクトは奥行きを深めることができました。単なる映画ではなく、極めて貴重な歴史の素材をまとめて保存する機会となったのです」と本作の意義を語った。

「アポロ11 完全版」は7月19日より東京・109シネマズ二子玉川ほか全国でロードショー。なお短尺版の「アポロ11:ファースト・ステップ版」が、科学館や博物館限定で順次上映されている。

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