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ポストコロナ時代の寡黙劇、タニノクロウ「虹む街」戯曲本が刊行

ナタリー

タニノクロウ「虹む街」(白水社)

タニノクロウの戯曲「虹む街」が、6月17日に白水社より刊行される。

「虹む街」は、タニノが神奈川・KAAT神奈川芸術劇場に書き下ろした“ポストコロナ時代の寡黙劇”。作中では、さまざまな人種の人々が行き交う古い飲食店街を舞台にした人間ドラマが展開する。スナックやバー、パブ、レストラン、マッサージ店が立ち並ぶこの街で、唯一のコインランドリーが閉店することになった。コインランドリーの営業最終日、街の人たちは別れを惜しむように“洗濯”をしていて……。本書は、役名、セリフ、ト書きからなる従来の戯曲の形式ではなく、小説やエッセイのように散文的なテキストが用いられている。

なお、「虹む街」の公演が、KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオにて上演中。会場では戯曲本が先行販売されている。公演は20日まで。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「虹む街」

2021年6月6日(日)~20日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ

作・演出:タニノクロウ
出演:安藤玉恵、金子清文、緒方晋、島田桃依、タニノクロウ、蘭妖子 / 神奈川県民を中心とした街の人たち(ポポ・ジャンゴ、ソウラブ・シング、馬双喜、小澤りか、ジョセフィン・モリ、阿字一郎、アリソン・オパオン、月醤、馬星霏)

※月醤の「醤」は、旧字体が正式表記。

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