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ブラックボックスを標高8000mの山に、オレンヂスタ「黒い砂礫」開幕

ナタリー

20/3/15(日) 12:09

オレンヂスタ 第9回公演「黒い砂礫」より。(撮影:羽鳥直志)

オレンヂスタ「黒い砂礫」が昨日3月14日に愛知・七ツ寺共同スタジオで開幕した。

登山を題材とした本作は、承認欲求、社会や家族のつながり、男女の性差、女性の社会進出における障害などを描き出す作品。とある女性登山家が、世界第2の標高を誇る山・K2で行方不明になった。生存が絶望視される中、同行していた登山家が彼女の日記を持って帰国し……。

開幕に際し、作・演出のニノキノコスターは「いわゆるブラックボックス、わずか6間×6間×3間の空間を、標高8000mの山『K2』にしました。演劇だからこそ見えてくる、舞台美術の『紐』の『見立て』――時に『しがらみ』であり『繋がり』であり『臍の緒』である――会話劇と共に進む身体表現など、その面白さ、寒さ、過酷さを、楽しんで頂ければ幸いです」とコメントした。上演時間は2時間を予定。公演は3月22日まで。

なお今公演では、新型コロナウイルス感染症対策により、観客の定員を50名までとし、前日23:59までの予約制・当日券なしという措置が取られている。このほかの対策についてはオレンヂスタの公式サイトで確認を。

オレンヂスタ 第9回公演「黒い砂礫」

2020年3月14日(土)~22日(日)
愛知県 七ツ寺共同スタジオ

作・演出:ニノキノコスター
出演:今津知也、宮田頌子、伊藤文乃、スズキカズマ / 松竹亭ごみ箱、大脇ぱんだ、菊池綾、俊平、本田歩夢、喜連川不良、藤原孝喜、中居晃一 / 坂本あずき、暁月セリナ

※坂本あずきと暁月セリナはWキャスト。

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