Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

地上80mの景色とのコラボも! 『三沢厚彦 ANIMALS IN ABENO HARUKAS』

ぴあ

20/11/12(木) 18:00

《Animal 2017-02》 2017 樟、油彩 撮影/三沢厚彦 富山県美術館での展示 (C)Atsuhiko Misawa, Courtesy of Nishimura Gallery

現代木彫を代表する作家のひとり三沢厚彦。動物をモチーフにした「ANIMALS(アニマルズ)」シリーズの展覧会『三沢厚彦 ANIMALS IN ABENO HARUKAS』が、あべのハルカス美術館で11月21日(土)から2021年1月17日(日)まで開催される。

「ANIMALS(アニマルズ)」シリーズは、イヌやネコなどの身近な動物から、クマやゾウなどの大型動物、麒麟といった想像上のいきものまで、バラエティ豊かな動物がモチーフの木彫作品だ。三沢は、樟(くすのき)のかたまりからほぼ等身大サイズで彫り出し、油絵具で着彩して、この動物たちを生み出している。

これまで全国30ヶ所近くでアニマルズの展覧会が開かれてきた。その作品は独特の味わいや存在感で、子供から大人まで幅広い人気を得ている。親しみやすさがある一方で、動物と人間、都市と自然との関係性など、作品を通して、見ている私たちに考えさせられることも多い。

あべのハルカス美術館の展覧会では、その立地を生かした企画が魅力的だ。普段は壁で隠れている展示室の窓を一部露出し、アニマルズと地上80メートルの外の景色を一緒に見られる空間が現れる。なんとそこは、撮影可能。昼と夜では異なる阿倍野のまちを背景に、アニマルズと一緒にパチリ!なんて、素敵すぎ!

展覧会場には、アニマルズの初期作品から、できたてホヤホヤの1トンを超える新作まで、彫刻作品が約70点、ドローイングや油彩が約40点並ぶ。三沢厚彦というひとりのアーティストが、2000年から制作をはじめたというその思いや生きざまも知ることができる、貴重な展覧会に行ってみよう。

【開催情報】
『三沢厚彦 ANIMALS IN ABENO HARUKAS』
11月21日(土)~2021年1月17日(日)、あべのハルカス美術館にて開催

【関連リンク】
あべのハルカス美術館
https://www.aham.jp/

《Animal 2018-01》 2018 樟、油彩 撮影/大沼ショージ ©Atsuhiko Misawa, Courtesy of Nishimura Gallery
《コロイドトンプ(ウマグマ)》 1995 木を主としたミクストメディア 撮影/三沢厚彦 富山県美術館での展示 ©Atsuhiko Misawa, Courtesy of Nishimura Gallery
《Animal 2016-01》 2016 樟、油彩 撮影/渡邉郁弘 ©Atsuhiko Misawa, Courtesy of Nishimura Gallery
《Cat 2010-05》 2010 樟、油彩 撮影/大島拓也 京都芸術センターでの展示 ©Atsuhiko Misawa, Courtesy of Nishimura Gallery
《Animal 2012-01》 2012 樟、油彩 撮影/加藤健 ©Atsuhiko Misawa, Courtesy of Nishimura Gallery
《春の祭典》 2016 パネル、アクリル、色鉛筆 ©Atsuhiko Misawa, Courtesy of Nishimura Gallery

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む