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日向坂46 加藤史帆と齊藤京子、3rdシングルフロントメンバーに グループ牽引する二人に注目

リアルサウンド

19/8/29(木) 7:00

 10月2日発売の日向坂46(以下、日向坂)3rdシングルのフォーメーションが、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)8月25日放送回で早くも発表された。センターは3作品連続で二期生の小坂菜緒が務め、その両脇に一期生の加藤史帆と齊藤京子が並ぶという盤石の体制となった。この二人もまた3作品連続でフロントを担当。パフォーマンス力やその人気だけでなく、二期生の小坂を精神的にもサポートできる頼れる存在だ。また、昨今ではバラエティや日向坂の1st写真集『立ち漕ぎ』でも抜群の対応力を発揮している。本稿では、そんな加藤と齊藤に注目したい。

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 まずは加藤について。小さい頃将来の夢は特になかったという彼女は、乃木坂を好きになったことでアイドルに憧れ、けやき坂46のオーディションを受け合格する。何もかも未経験だった当時の加藤はパフォーマンスに苦戦。練習を人に見られるのが嫌だったようで、家で何度も練習を重ねてダンスを習得していったとのこと。そんな努力もあり才能はすぐに開花。けやき坂46としてリリースした1stアルバム『走り出す瞬間』では、ソロ曲「男友達だから」が与えられるなど、短期間で日向坂を代表するパフォーマーになった。

 しかしネガティブな一面も。「ハッピーオーラ」で初のセンターを発表された際には、喜びでなく不安で泣いてしまう。MV撮影も泣きすぎてダンスが頭に入らず踊れなかったというほど。しかし、けやき坂単独での番組を持てたことや、学業から解放されたことによって気持ちが切り替わったようだ。当時『MARQUEE Vol.127』のインタビューでは、今でも本当はネガティブだとしながらも“ネガティブを表に出しても何もいいことがないから出さないようにしている。見ている方に元気を与えられるアイドルになるというのが私の最初の目標だったから、頑張ろうと思った”と心境の変化を語っている。

 さらに同インタビューでは、「かとし(加藤)がいれば安心だ、みたいなキャラになりたいです。この子がいれば大丈夫でしょうみたいな。頼れる存在になりたいです」と目標を掲げていた。彼女のバラエティや楽曲での活躍を考えると、今まさに有言実行されているように思える。それは、2ndシングル『ドレミソラシド』特典映像で小坂が「デビューカウントダウンライブ後半の幕で、LEDが閉まってて、その後ろに全員が並んでるじゃないですか、そのときに史帆さんが、すごい緊張してるのをわかったのか、ずっと背中を叩いてくれたりとか、手をギューっとしてくれたりとか、それにすごい安心して、ステージ出れたんです」と発言しているところからも伺える。小坂を支えられるのも、彼女自身が小坂同様の不安な経験を何度もしてきたからなのだろう。

 一方、“低音ボイス”、“バビ語”、“ラーメン好き”という愛らしい見た目とのギャップを持つ齊藤は、中学生の頃から歌手になることが夢だったという。1stシングル『キュン』の特典映像で「誰よりも(歌手になる)そのために努力をしてきた」と語っている通り、小学1年から中学2年までダンスを経験していたほか、自分で調べてボイトレに通うなど夢に向かって下地をきっちり作ってきた。ポジティブな性格の持ち主であるが、運動神経の悪さはメンバー随一。加藤とは真逆のタイプだ。それでもパフォーマンスでは、グループでも圧倒的な迫力と表現力を見せている。また、歌手志望とあって抜群の歌唱力を持つことでも知られている。

 グループの初主演ドラマ『Re:Mind』の主題歌「それでも歩いてる」ではセンターを担当。けやき坂の象徴であった長濱ねるが脱退した直後の抜擢とあって、彼女の歌唱力とパフォーマンスがいかに評価されているかがわかる。さらに、初センターになった際の加藤とは異なり、齋藤は堂々としたパフォーマンスを見せつけた。もはや歌うことが彼女の喜びなのだとすら感じさせるそのパフォーマンスは、けやき坂の大躍進を後押ししたといっても過言ではない。また、グループの成長を常に考える熱意や歌唱力への信頼は、確実にグループの活動の幅を広げているといえるだろう。

 『立ち漕ぎ』の発売を記念したSHOWROOM配信では、お互いにメッセージを送り合う企画を展開。加藤は「(齊藤)京子がいるだけで安心するよ。普段言わないけど大好きです」とし、齊藤は「同年代で同期で大好きな最高の仲間。最高のシンメです。好き!」と加藤に告白しており、互いに最高のシンメだと認めあっていた。さらに、加藤のブログでは、「京子とシンメトリーでこさかな(小坂菜緒)を挟むフォーメーションとても好きです! センターのこさかなを守って、自分自身も成長できるような最高の3rdシングルにします!」とその思いを綴っている。2人はタイプがまるで違うからこそ、グループの両輪として絶妙なバランスを保ち、グループを牽引しているのだ。この2人はライバルと言うより、お互いの個性を補いあい日向坂という物語を支え進行していく同士だと感じる。

 さて、今回の3rdシングルは、日向坂になって初めて3人のフロント。ダンスより歌で聴かせる楽曲になるのだろうか。解禁を待つばかりだ。(本 手)

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