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ステイホームで家庭菜園ブームが到来 キッチンガーデン発『おいしいハーブ暮らし12か月』

リアルサウンド

20/7/9(木) 11:27

 ヨーロッパ発の豊かなハーブライフをいち早く日本に紹介してきた食文化研究家・北村光世の書き下ろし書籍『おいしいハーブ暮らし12か月』が、6月27日に世界文化社より発売された。

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 新型コロナウイルスによるステイホーム、テレワークの定着など“おうち時間”が増えたことで、家庭菜園に取り組む人が増えてきたと言われる。本書は、鎌倉の自宅の庭に、多い時は60数種ほどのハーブを育ててきた北村光世が、初心者の方でもキッチンハーブを楽しめるよう、四季の庭仕事・ハーブの育て方、ハーブを生かした料理レシピ・楽しみ方を綴った1冊となっている。

 また、本書ではハーブを使ったレシピも紹介。「ハーブを使うと、塩や砂糖など使う調味料も少なくなりシンプル・クッキングになるから、食育にも効果があると思います」と語る著者。最近は和食にもハーブを使うといい、「ハーブを使った摘み草料理は、大人のお遊びだから楽しいの」とハーブの花や葉をちらした「お花見ずし」や、お豆腐とハーブのサラダなど、自由な楽しみ方も本書で見せている。

■北村光世(きたむら・みつよ)プロフィール
食文化研究家、ハーブ・オリーブオイル研究家。1939年、京都府生まれ。アメリカ・ミシガン州ホープカレッジ卒業。アメリカ留学時代にハーブと出会い、食文化に関心を広げる。言葉も食べ物もすべてひとつの文化という考え方で、鎌倉の自宅でハーブを育て、ハーブを楽しむ暮らしを実践。特にハーブを日常の料理に活かすことを提唱し、多くの雑誌や著書でハーブの使い方を紹介する。1994年に、29年間教鞭をとった青山学院大学スペイン語教授の職を離れ、食文化の研究に専念。ハーブの故郷・イタリアの各地を巡り、その食生活の奥深さに魅せられる。パルマにも家を持ち、日伊文化交流センターを設立。イタリアをはじめとする地中海諸国の食生活、その根幹となるオリーブオイルにも注目。独自の食の啓蒙活動を「北村流スローフード」として、イベント、トークショー、著書、料理教室などを通して展開している。

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