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Ange☆Reveが王道路線で目指す最高のアイドル像「“立派な天使”になることが私たちの夢」

リアルサウンド

18/12/11(火) 18:00

 2015年にメジャーデビューした、アイドルグループAnge☆Reve。メジャー3rdシングル『イトシラブ』では、現在の5人で結束を固め王道アイドル路線に回帰。アイドルの原点である愛らしさを真正面から捉えたこの曲で、正面突破を狙う。(榑林史章)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

Ange☆Reveこそ王道アイドル

ーー1stシングル曲「星空プラネタリウム」と2ndシングル曲「あの夏のメロディー」は異なる音色で届けられた切なさ溢れるダンスチューンでしたが、今回の「イトシラブ」は、かわいさ満点の王道アイドルソングになりましたね。

水野結愛(以下、水野):かわいいしアイドルソングとして強力で、きっと誰からも愛される曲だと思います。実際にライブでも、お客さんから「本当にいい曲だね」ってたくさん言っていただいています。

吉橋亜理砂(以下、吉橋):ここ最近はかっこいい系の曲や切ない系の曲が続いていたこともあって、王道のアイドルソングは久しぶりでした。“初心に返る”じゃないですけど、聴いた瞬間いつも以上にアイドルスイッチが入って、かわいさを存分に意識しながら歌わせていただきました。

佐々木璃花(以下、佐々木):Ange☆Reveにはかわいい曲がたくさんありますが、その中でもダントツにかわいい曲です。今までは、曲調がかわいくても振り付けが激しいものがほとんどでしたけど、今回は振り付けの先生ともお話をさせていただいて、踊るところは踊るけど、表情をきれいにかわいく見てもらうといった、王道の振り付けを考えていただきました。

ーーお客さんが、一緒にマネできそうな手振りが多いですよね。

佐々木:そうですね。今までは、首をガンガン揺らすような振り付けが多くて、髪を振り乱して踊っていたんですけど、この曲は首を動かしたとしても、かわいく見える角度しかないんです。

さいごうみずき(以下、さいごう):かわいいアイドルとして、正面から勝負していける曲になっています。たくさんの方にこの曲を聴いていただいて、私たちのことを好きになってもらえたらうれしいです。

権田夏海(以下、権田):最初に曲を聴いた時に、MVがどんなものになるか、衣装は、振り付けは、すべてにおいて期待が膨らみました。リリースイベントですでにたくさん歌わせていただいていますけど、どんな風に曲が成長していくのかも楽しみです。

ーー「イトシラブ」というタイトルも、分かりやすくていいですね。

佐々木:カタカナにするのは、私たちからの提案だったんですよ。最初は「愛し♡LOVE」だったんです。

権田:全部カタカナのほうが覚えやすいよねって。

さいごう:今回の通常盤は「Lune盤」と「Soleil盤」の2タイプがあって、この名称もメンバーで考えました。それまでは「天使盤」と「堕天使盤」だったので、何か対になった2つがいいと思って考えて、前作から採用してもらえました。グループ名がAnge=天使、Reve=夢という意味のフランス語なので、それにならって月=Luneと太陽=Soleilという風にフランス語で付けました。

吉橋:私たちは活動のテーマとして二面性を大切にしているので、こういう名称の違いやカップリングの曲調の違いでも、二面性を感じていただけたらうれしいです。

ーー曲中に出てくる佐々木さんの〈大好きなの〉というセリフが、ファンにはたまらないですね。

佐々木:ありがとうございます。歌割りが決まる前、初めて聴いた時は、絶対にこのパートを歌うのは自分じゃないと思っていたから、自分が担当することになってびっくりしました。でもライブでお披露目をしたら、すごく好評なんですよ。

吉橋:うん。だって、やっぱりかわいいもん。

さいごう:りかまる(佐々木)さんは、そういう立ち位置ですよ!

ーー思ってないのは本人だけ?

さいごう:メンバーは、みんなそうだよなって思っていました。

佐々木:いやいや、もちろんうれしいけど。

さいごう:いつも最後は、こうやってりかまるさんが全部持っていくんですよ(笑)。

佐々木:そういう立ち位置だから(笑)。

ーー語尾の〈なの〉もポイントですね。

佐々木:「大好き」でも「大好きだよ」でもなく、〈大好きなの〉は、「ずるい」ってみなさんから言われますね。

さいごう:人生で言ったことないですよ。〈大好きなの〉なんて。

吉橋:レコーディングでは全員〈大好きなの〉のパートを録音したんです。実はネットサイン会での特典で全員の分が聴けるようになっているんですけど、方言で言っている子もいていろんなタイプの〈大好きなの〉を聴くことができます(笑)。

権田:私は関西弁で〈めっちゃ好きなん〉って言ってます。

さいごう:私も山口県出身なので、方言で〈大好きじゃけえ〉って言ったら、「かわいくない」って即却下されました……(笑)。

佐々木:デモ音源は明るい感じの〈大好きなの〉だったんですけど、私はもっと恥ずかしがりながら言ってる感じがいいなと思って、その言い方が採用されました。なので曲で使われているのは控えめな女子風です!

【Ange☆Reve】「イトシラブ」(Short Ver.)【MV】

ーー「イトシラブ」が王道アイドルソングであることにちなんで、みなさんの中で思うアイドルらしさについて聞かせてください。

吉橋:私的にはアイドルと言えば、ツインテール、前髪ぱっつん、黒髪が最強なのではないかと。

さいごう:それって、自分ってこと?(笑)。

吉橋:それは、まあ(笑)。でもAnge☆Reveは、全員スタイルが良くてかわいくて、アイドルオタクの私から見ても完璧なアイドルだと思います。まさしく「イトシラブ」ですよ! 誰をどこから見ても、いつもかわいい!

さいごう:でもやっぱり自分が一番かわいいんでしょ?

吉橋:そんなことない……こともないかも(笑)。それだけ自分でも、どうやったらかわいくなるか研究しているし、メンバーにも「もっとこうしたほうがかわいいよ」って、言ってあげたりするし。

ーー他のアイドルとは違うAnge☆Reveだけのアイドル像は?

佐々木:さっきも出ましたけど、二面性を持っているところです。

さいごう:曲によってかっこいいパフォーマンスもかわいいパフォーマンスも、どちらも見てもらうことができる。そういうギャップは、一番じゃないかなって思います。

佐々木:かわいい曲と激しい曲のギャップは本当にすごくて、激しい曲は、首をバンバン回して髪飾りが飛んだりしますからね。

さいごう:ライブのセットリストで、かわいい曲のあとにかっこいい曲がくると、その時の表情の切り替えがすごいらしくて、ファンの方からは「めっちゃ鳥肌が立つ」と言っていただけます。曲によって見せ方を切り替えるところは、みんな意識していますね。

ーー内面でも二面性があったら、ちょっと困るかもしれませんが……。

水野:そこは大丈夫です! Ange☆Reveは全員いい意味で表裏がないし、普段はけっこうサバサバしている子が多いかもしれない。

さいごう:MCもけっこう素だよね。

佐々木:単独ライブだとMCで延々しゃべって、それが面白いと言っていただくこともあります。ぶりっ子でも何でもなくて、いい意味でイジり合いをしたりとか。メンバー全員仲はいいですよ。先日も5人でレッスン終わりでそのままテーマパークに遊びに行ったし。

ーーでは、「イトシラブ」なものは? やっぱりファン?

佐々木:レーヴァーさん(Ange☆Reveのファン)はもちろん大好きです! 私たちは応援してくれるみんながいるからこそアイドルとしての活動ができていると思っています。だからレーヴァーさんと同じ時間を過ごすことができるライブの場はとても大切にしていて。私たちの主催ライブは女の子も参加しやすいように女性エリアも設けているので、初めての方や1人でちょっと不安だなという方にも、ぜひ主催イベントに遊びに来てもらいたいです。

「Angel Sign」は“意味深”な歌詞にも注目

ーーカップリング収録曲の話に移りますが、「Angel Sign」は、切ないミディアムバラードですね。

佐々木:ここまでのミディアムバラードは、初めてでした。初めて聴いた時は、ストレートに「ヤバイ! 歌上手くならなきゃ!」と思いましたし、みんなで「歌の練習しないと!」って(笑)。バラードはしっかり歌えないと言葉の説得力が出ないんですよね。今回はいつも以上にボイトレに通ってレコーディングに臨みました。

さいごう:私は感情を込めるのが少し苦手なので、レコーディングは苦戦しました。でもごんちゃん(権田)やりかまるさんは、声で表現するのが上手なので、「すごいな〜」と思います。

権田:私は「イトシラブ」みたいなタイプよりは、こういう切ない曲のほうが得意なんです。でもボイトレの先生からは「暗くなりすぎている」と言われて、レコーディングでは感情が入りすぎないように気をつけました。この曲って切ないけど、好きやった人との楽しかった思い出を胸に抱いた切なさなんですね。だから感情の込め方も単純なものではなかったので、そこは苦戦しました。

水野:今までの曲の中で一番苦戦したし、ライブでは一番感情を込めて歌っている感覚があります。私は感情が入ると歌い方のクセが強く出てしまうので、それがあまり出ないように意識しました。その点では、今までとは違う歌い方を聴いていただけると思います。

吉橋:私は毎回ライブで歌った映像をママに送るんですけど、「音が外れているから、もう少し頑張って!」って言われました(笑)。ママは元バスガイドで歌がめっちゃ上手いんですけど、私はパパに似て歌が下手なので……。

佐々木:パパの立場は!

吉橋:パパは本当にオンチだから(笑)。でもママは細かいところにも気づくから、毎回たくさんアドバイスをくれるんです。それで今回も、ママのレッスンを受けて練習中です!

佐々木:私は、アイドルとしては「イトシラブ」を頑張って表現したいけど、いち人間としては、「Angel Sign」のようなバラードがすごく好きです。

ーーいち人間って(笑)。

佐々木:私個人としてってことで。初めて聴いた時は、それこそ〈大好きなの〉って思いました(笑)。レコーディングでは何度歌っても感情の入れ方に納得がいかなくて、自分からお願いして何度か歌い直させてもらったんです。

ーーオチサビの前にため息が入りますけど、あれは誰が?

水野:あれは、私のため息です! すぐ後の歌詞に〈ため息は〉と出てくるので。〈大好きなの〉と同じで、これもみんな録ったよね?

ーーこれも全員バージョンのため息が聴けるんですか?

佐々木:これは、残念ながらありません(笑)。

水野:でも、ため息って無意識に出るものだから、自分のため息を客観的に聴くことってないじゃないですか。自分のため息をまじまじと聴いて、すごく新鮮でした(笑)。それにこのため息があることで、「イトシラブ」とは違う世界観により入り込んでもらえると思います。

ーーこの曲には、元AKB48の松井咲子さんがピアノで参加。

佐々木:松井さんがピアノを収録するところを見学させていただきました。ライブでこの曲を初披露した日は、逆に松井さんが観に来てくださって。すごくやさしい方です。

さいごう:ピアノが、本当にポイントになっていますね。とてもやさしいメロディで、曲の世界観がさらに広がります。

佐々木:フラゲ日のライブでは、松井さんの生ピアノと一緒に歌わせていただけることになって、とても感動しています。

吉橋:生演奏で歌うのは初めてなので、すごく緊張しています。でも咲子さんの伴奏で歌えるのは、本当にうれしいです。

権田:今後もこういうコラボができたらうれしいですね。

さいごう:次は誰とコラボしたい?

権田:くまモンとか(笑)。

さいごう:そういうコラボ?(笑)。

ーー「Angel Sign」っていうのは?

水野:「天使からのお知らせ」という意味があるそうです。

さいごう:1番の歌詞で〈Angel Sign〉となっているところが、2番では〈Angel Sigh〉になっていて。天使のサインが、天使のため息になっているのも意味深なポイントですね。

水野:じゃあ、私が天使っていうことですね!(笑)。でも「Angel Sign」って、何か明確なものを示す言葉ではないので、聴く人それぞれに想像しながら聴いてほしいです。

“曲もパフォーマンスもいい”アイドルを目指して

ーーカップリングのもう1曲「Freaky☆Rock☆Party」は、ロックサウンドのパーティーチューン。

さいごう:ラップがあったり、歌い方もシャウトするところがあって、この曲も今までになかったテイストですね。〈御手を拝借〉の〈借〉のところは、私がすごく叫んでいます。

水野:私は、オチサビ前で雄叫びをあげていて。

吉橋:ゆあもん(水野)は、ため息やったり、雄叫びをやったり忙しい(笑)。

権田:私は、意外とこういう曲は好きで、ロックな曲をやってみたいと思っていたんです。ライブでもドSな自分をもっと出したいっていうか(笑)、「もっとこいよ!」みたいに、お客さんを巻き込んでいくような、みんなをあおっている自分をもっと出したくて。そう思っていた時にこの曲がきたので、めっちゃうれしかったです。心の中で密かに「よっしゃ!」ってガッツポーズしました(笑)。

さいごう:ごんちゃんはセリフもあって、そこはエロいよね(笑)。

権田:レコーディングの時に、スタッフさんがすごく持ち上げてくださって。褒められて伸びるタイプなので、調子に乗ってやってしまいました(笑)。

さいごう:私もセリフのところを練習していったんですけど、聴いてもくれなかった……(笑)。「やっぱりこういうのは、ごんちゃんかぁ〜」って。でもこの曲は、初めて書いていただいた作家さんの曲で、かっこよさもあるけどAnge☆Reveらしいかわいさもあり、今までにない新しいAnge☆Reveを見てもらえる1曲になりました。ごんちゃんが言ったみたいに、私たちの曲ってお客さんをあおる時は「声を出してくださ〜い!」みたいに、やさしくかわいく言う感じなんですけど、この曲はもっと力強くて「声出せ〜!」って、ドヤ顔になれます。実際にライブでは、お客さんがクラップしながら声も出してくれて、すごく一体感が出る曲です。

吉橋:私は、みずぴょんのラップが、めっちゃ好き!

さいごう:自分のラップじゃないんだ?

吉橋:そう! みずぴょんのほう(笑)。

権田:でも、分かる。あのラップのところは、なんかクセになるんです。ねっとりしているよね。

さいごう:実際にラップのレコーディングの時は、スタッフさんから「もっとねっとりして」とか「もっとウザく」って、ディレクションがあったから。

吉橋:だからなんだ!

さいごう:ウザさも楽しんで聴いてほしいです(笑)。

ーーこれが今年最後のリリースになるわけですが、この1年を振り返って、どんな年でしたか?

佐々木:初めての海外遠征でタイに行かせていただいて、国内でも初めて沖縄に遠征で行かせていただきました。『バズリズム02』(日本テレビ系)で、初めてテレビの音楽番組でパフォーマンスさせていただいたし、いいことがいっぱいありました。

権田:私と璃花ちゃん以外のメンバーは、ずっと候補生だったんですけど、今年から正式メンバーになって団結力が増しましたね。

佐々木:昨年までは、どこかフワッとした感じがあって。今年から全員同じスタンスで臨めるようになったと言いますか……バタバタすることもありましたけど、それをなかったことにするくらい結束して頑張っていますので、これからにぜひ期待してほしいです。

水野:個人的には、自分のキャラが少し強めに出せるようになったなって。グループに入った時は、周りを気にしていたのもあったけど、そこまで激しく自己主張するタイプではなかったし。でも最近は、“ネタキャラ”になってしまって(笑)。大声キャラだとイジられたり。この1年で、“ゆあもん”というキャラクターが、確立されたような気がしています!

ーー2019年は、どんな年にしたいですか?

吉橋:今年叶えられなかった、ツアーやワンマンライブを絶対やりたいです。そのために一致団結して頑張ります。

佐々木:それ一択ですね。まずは、今年できなかったツアーとワンマンを実現することが先決だなって。あとは、この5人によるライブパフォーマンスの精度をより上げていくこと。

さいごう:その上で、健康に気をつけて生きていきます(笑)。

佐々木:確かに、健康も大事よね!

ーーAnge☆Reveは、“天使の夢”という意味ですが、今のみなさんの夢は?

佐々木:Ange☆Reveは“天使見習い”というコンセプトで活動をスタートして、来年の4月で5年になります。そのコンセプトはこれからも大事にしていきたいので、そこはしっかり踏襲していきたいと思っています。その上で、二面性の部分もどんどん発揮していって、「曲もパフォーマンスもいいよね」と言ってもらえるアイドルを目指して、番組にも毎回呼んでいただけるようなパフォーマンスを常に心がけていきたいです。パフォーマンス、歌、かわいさ、すべてにおいて最高のアイドルが天使だとするならば、“立派な天使”になることが私たちの夢です!

(取材・文=榑林史章/写真=はぎひさこ)

■番組出演情報
日本テレビ系『バズリズム02』
12月21日(金)24:59〜
※地域により放送日時異なる
番組公式サイト

■リリース情報
3rd Single『イトシラブ』
12月12日(水)発売
視聴はこちら
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■初回限定盤(CD+BD)¥1,667+税

<CD>
M-1.イトシラブ(作詞・作曲:小澤正澄)
M-2.Freaky Rock Party(作詞・作曲:法戸祐樹)
M-3.Angel Sign(作詞・作曲:DogP/ピアノ:松井咲子)

<Blu-ray>
V-1.イトシラブMusic Video
V-2.イトシラブDance Shot Movie
V-3.イトシラブMusic Video Making

<封入特典>
トレーディングカード(イトシラブVer.)全6種類から1枚/プレイパス シリアルナンバー

通常盤〜Lune〜(CD ONLY)¥1,111+税
通常盤〜Soleil〜(CD ONLY)¥1,111+税

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