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松嶋菜々子、『AI崩壊』で大沢たかおと5度目の共演 「とってもご縁がありますねと話していた」

リアルサウンド

19/10/8(火) 5:00

 松嶋菜々子が、2020年1月31日に公開される映画『AI崩壊』に出演することが決定した。

参考:藤原竜也演じる“狡猾な男”はなぜ人々を惹きつける? 『22年目の告白』声の演技に注目

 大沢たかおが主演を務める本作は、『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が監督・脚本を務め、完全オリジナル作品として挑むサスペンス。AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本を舞台に、AIが突如として暴走し、日本中がパニックに陥る。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴など、国民の個人データを完全に掌握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始めるという驚愕の展開が待ち受ける。

 松嶋は、大沢演じるAI開発者・桐生浩介の妻である桐生望を演じる。夫と共に画期的なAIの研究をしていたが、病により若くしてこの世を去ってしまうという役どころだ。松嶋は、脚本を最初に読んだ時の印象について「近未来を描いた作品は海外で多く作られていると思いますが、日本でここまでスケールが大きい作品は無いと思いますので、この脚本をどのように映像化していくのか期待が膨らみました」と語り、さらに「AIに代わる仕事が増えていく未来がありますが、そこで大切なのは人の存在価値であり、ロボットが一番ではないという事。私にも子供がいるので、望の思いには感情移入が出来ました」とAIをテーマにした本作への想いも語っている。

 今回、大沢とは5度目の共演で、初の夫婦役となる。大沢との共演に対して、松嶋は「『私の事が好きで指名してるでしょ(笑)』、『そうだよ!』って冗談を言いあいながら、とってもご縁がありますねと話してました。そんなことを言い合えるような仲です」と多くの共演を重ねたことで生まれた信頼関係を明かした。

■松嶋菜々子(桐生望役)コメント
●脚本を読んだ時の印象
近未来を描いた作品は海外で多く作られていると思いますが、日本でここまでスケールが大きい作品は無いと思いますので、この脚本をどのように映像化していくのか期待が膨らみました。

●この作品に参加して
10年後、20年後の未来がわからない中で、どのように個性を活かして、この先をどう生きていくのかを考えることがよくあります。きっとその中にはAIに代わる仕事が増えていく未来もあると思いますが、たとえAIになったとしても、そこには人間ならではの想いが無いといけないなと常日頃から感じています。一番大切なのは、人の存在価値や感情であり、ロボットが一番ではないと思っているので。

●大沢たかおとの共演
もう何作目にもなるんですよね(笑)長いのから短いのまで入れるともう5回目とか。「私の事が好きで指名してるでしょ(笑)」「そうだよ!」と冗談を言いながら、とってもご縁がありますねと話していたんです。共演を重ねるうちにそんなことも言い合えるようになりました。大沢さんとは、別の作品でアクションシーンもご一緒しましたが、身体も鍛えられていて凄くストイックな方という印象があります。そんな大沢さんのもち味を出しながら、作品を作り上げているので出来上がりが楽しみです。

(リアルサウンド編集部)

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