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「劇場版 ダーウィンが来た」葵わかながマウンテンゴリラからの学び語る

ナタリー

19/1/20(日) 12:05

葵わかな

「劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説」の公開記念舞台挨拶が、1月19日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、ナレーションを担当した葵わかなが登壇した。

本作はNHK総合で放送中の動物ドキュメンタリー「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」の劇場版。500本以上ある放送アーカイブから厳選した映像で、たくましく生きる野生動物たちの姿を紹介する。

今回初めて映画のナレーションを担当したという葵は「歴史があり、皆さんもよくテレビでご覧になっている番組だと思うので、ちょっとドキドキしましたが、よい経験になりました」と挨拶。本作で気になった動物について聞かれると「ウィリアム(オスライオン)とナイラ(メスライオン)とドド(マウンテンゴリラ)の話がすごく観やすくて、それぞれが主人公で応援したくなるようなストーリーでした」と話し、「(番組キャラクターの)ヒゲじいが紹介してくれる珍獣たちもとても面白いなと思いました。すごく小さなカメレオンが印象的で、初めて見て本当にこんな動物いるんだ!?とびっくりしました」と続ける。

本編に登場した2頭のライオンを「百獣の王というだけあって、本当に強くて、勇ましいなと感じました。人によっては恐れる存在かもしれませんが、子ライオンから大人になるまでの道筋を追っていくと、すごくかわいく思えてくる瞬間がありました。実家で猫を飼っているんですが、うちの猫もこんな表情する!と身近に感じることができました」と笑顔で語る。そして「ライオンってオスのイメージが強いですけど、メスライオンがごはんをとってきて、オスライオンは食べるだけなんだ!」と葵が思わずツッコむと、会場からは笑い声が上がる。

片腕を争いで失ったマウンテンゴリラを守る家族たちについては「彼らは血がつながっていなくて本当の家族ではないけど、普通の家族よりも深い絆で結ばれているんだろうなと思いました。『洗濯手伝ったらお小遣いちょうだい』とか一般的には親に見返りを求めてしまうじゃないですか。そういうことがなく、無償の愛を注いでいる姿を見て、見習いたいなと思いました」と述べた。

次に、MCがヒゲじいと葵のやり取りが面白かったという話をすると、突然どこからかヒゲじいの声が。ヒゲじいは葵のナレーションを「優しい声で聞きやすくて、親しみやすいナレーションで私も葵さんのファンになってしまいましたぞい!」と称賛。それを聞いた葵は「うれしいです。映像を説明するというよりも話しかける言葉が多くて、小さいお子さんもたくさん観にいらっしゃるのかなと思ったので、あまり難しくならないように親しみを込めて話すように心がけました」と工夫した点を明かす。さらにナレーションの参考にした人について「モジャっとしていてダジャレをよく言うあの方を参考に……」とヒゲじいを思わせる発言をすると、「本当ですかー!? 本当だったらうれしいです!」とヒゲじいは満足気な様子だった。

最後に葵は「長く続いている自然番組の劇場版ということで、スタッフの方々も大変苦労されたと思います。今回は動物の絆がテーマになっていますが、それは長年スタッフを務めている方々が視聴者の方々に伝えたいことだと思います。遠いアフリカの話ですが、とても身近に感じられるお話になっていますので、またお時間があればご家族で観に来てください」と伝え、イベントを締めくくった。

「劇場版 ダーウィンが来た! アフリカ新伝説」は全国で公開中。

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