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50年代英国、街で唯一の本屋を開業する女性描く『マイ・ブックショップ』

CINRA.NET

19/1/6(日) 13:00

©2017 Green Films AIE, Diagonal Televisió SLU, A Contracorriente Films SL, Zephyr Films The Bookshop Ltd.

映画『マイ・ブックショップ』が3月から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。

『ブッカー賞』受賞作家であるイギリスのペネロピ・フィッツジェラルドの小説を、『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コイシェ監督が映画化した同作。1959年のイギリスを舞台に、書店が1軒もない保守的な地方の町で周囲の反発を受けながら本屋を開いた女性フローレンスの姿を描いた作品となり、フローレンスが40年以上邸宅に引きこもって本を読むだけの日々を過ごしていた老紳士と出会い、読書の情熱を共有する彼に支えながら店を軌道に乗せる一方で、彼女を良く思わない地元の有力者夫人が店を潰そうと画策する、というあらすじだ。原題は『The Bookshop』。

戦争で夫を亡くした未亡人のフローレンス役を演じるのは、『マッチポイント』『メリー・ポピンズ リターンズ』などのエミリー・モーティマー。地元の有力者夫人役をパトリシア・クラークソン、老紳士役をビル・ナイが演じている。公開されている予告編では『銀河鉄道999』のメーテル役などで知られる池田昌子がナレーションを担当。物語の鍵を握るレイ・ブラッドベリ『華氏451度』や、ウラジミール・ナボコフ『ロリータ』といった小説も登場する。

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