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櫻坂46 原田葵、ソログラビアの魅力 「永遠の小学生」と呼ばれた少女はどう成長した?

リアルサウンド

21/2/22(月) 10:00

 櫻坂46の原田葵が2月17日発売の『週刊少年マガジン』12号の巻頭グラビアに登場した。同誌にソロで登場するのは今回が初となる。

休業から復帰後の激動 

 欅坂46の一期生としてデビューした原田葵。明るく人懐っこい性格で、グループのムードメーカー的存在の彼女だが、2018年5月より、学業専念のため活動を一時休止していたことがある。

 欅坂46のシングルは、一期生の21人全員選抜が基本だったが、彼女の活動休止後にリリースされた7thシングル『アンビバレント』では、初めて全員選抜体制が崩れ、その後メンバーの卒業も相次いだ。原田葵は、活動休止から約1年後の2019年7月に開催された野外ライブ『欅共和国2019』から活動を再開した。

 二期生の加入、一期生の卒業、脱退、そして改名など、活動再開後に待ち受けていたグループの激動。この渦中で彼女は何を思っただろうか。気持ちを代弁するわけではないけれど、大変な状態だったことは想像がつく。

 それでも彼女は、2020年10月より「櫻坂46」のメンバーとして新しい道を歩み始めた。再デビューから約4ヶ月。最近は、本来の明るい性格がさらに開花されているように感じられる。激動を乗り越え、新たなステージに立ち向かおうとしている原田葵。一段と強くなった気がする。

20歳になった妹

 幼い顔立ちと無邪気な言動から、妹キャラとして親しまれてきた原田葵だが、昨年5月に20歳となり、成人を迎えた。「永遠の小学生」とも呼ばれていた彼女が、大人になった。昨年12月に放送された冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』では、MCの土田晃之と澤部佑に「こないだ七五三やってなかったっけ?」と驚かれていたが、時間とともに歳を重ねるのは当然のこと。いつまでも子どもじゃない。そうは思いつつも、もう20歳かと、親心を持って見てしまう気持ちも分かる。

 誌面のグラビアからは、子どもとか大人とか関係なく、原田葵らしさを純粋に受け取ることができる。ベッドの上や、光が差し込む部屋でのんびりくつろぐ。原田葵の明るさと柔らかさを表しているかのようなその光が、とても心地いい。小さな幸せ。何気ない笑い。ピュアでまっすぐな感性が伝わってきて、じんわりと気持ちが和らぐ。もうすぐ春が来る。その期待と不安が、楽しみに変わる。

 屋外のカットでは、お団子のハーフアップが風に揺れている。太陽の光を浴びながら、果てしなく高い空に笑顔で手を伸ばす。未来はもっと遠いところにある。みんなで笑いあえる日を夢見るように、まっすぐな笑顔でラストを飾る。彼女の何気なさに癒されるグラビアだ。

■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。Twitternote

■書籍情報
『週刊少年マガジン』12号
定価:300円(税込)
出版社:講談社
公式サイト

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