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ティモシー・シャラメ「何よりも、題材に対する情熱がある」 『DUNE/デューン 砂の惑星』ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の素顔に迫る特別映像

ぴあ

『DUNE/デューン 砂の惑星』特別映像より (c)2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

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映画『DUNE/デューン 砂の惑星』が現在上映中だ。この度、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の素顔に豪華キャスト陣のインタビューを交えならがら迫る特別映像が解禁された。

本作は“未来が視える”能力を持つ青年、ポール・アトレイデスの物語。皇帝の命でその惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な“砂の惑星デューン”へ移住したことを機にアトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発した。殺された父の復讐と全宇宙の平和のために巨大なサンドワームが襲い来るその星で“命を狙われるひとりの青年”ポールが立ち上がる。

IMAX(R)社全面バックアップのもと、クリエイターが意図したクオリティの映像&音響が劇場で変換(=劣化)することなく再現可能にし、ラージフォーマットIMAX(R)を超える“究極の映画体験”が可能な「Filmed For IMAX(R)」に認定された世界初の作品でもある今作。「ヴェネチア国際映画祭」や「トロント国際映画祭」で「映画館でしか味わうことの出来ない“映画の力“を再提示した作品だ」など、大絶賛の声があがり映画の力を証明した勢いそのまま、フランスでの記録的大ヒットを皮切りに、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシアなどヨーロッパを中心に29の国と地域で初登場1位を獲得した。

日本で公開されるとIMAX(R)での上映では良席を求めてチケット発売開始と共に争奪戦。オープニング3日間のIMAX(R)興収比率が2020年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』の25.5%を上回り、29.3%という数値を叩き出した。

映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の91%を最高値として叩き出し、未だアメリカやイギリス、韓国、中国などでの公開を控えているにも関わらず、1億1千万ドルを超えるヒットを記録中。この数字はコロナ禍において特筆すべき数字で、混沌とした世界へ一筋の光を射したと言えるだろう。

メガホンを取ったのは『ブレードランナー 2049』で異次元の天才と称えられたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。自身が10代の頃から原作のファンで「原作と大スクリーンへのラブレター」と本作を評している。

特別映像ではティモシー・シャラメやジェイソン・モモア、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ゼンデイヤ、名立たる名優たちもその手腕と人柄を称える。



主人公のポール・アトレイデスを演じたティモシー・シャラメは監督について「ドゥニ・ヴィルヌーヴはすばらしい監督だ。まず何よりも、題材に対する情熱がある」、「彼の情熱でボロボロになるほど読み込まれた原作本を持っていたほどだよ」と原作に対する並々ならぬ情熱と愛についてコメント。

アトレイデス家の腹心ダンカン・アイダホを演じたジェイソン・モモアも「彼は14歳の頃から原作本の大ファンなんだ。ずっと映画化することを夢見てきた」と本作を多くの観客に届けることが監督にとって悲願であったことを明かす。

主人公ポールの母親レディ・ジェシカを演じたレベッカ・ファーガソンは監督の作風について「ドゥニの映画や登場人物には、繊細さとすばらしさが共存している」と芸術性の高さを語ると、ポールが尊敬する父であるレト・アトレイデス公爵を演じたオスカー・アイザックも「次々と移り変わる、幻のような夢を見ているみたいだった」とドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が“映像の魔術師”と呼ばれる根拠となるような経験を口にした。

砂の惑星“デューン”の自由民フレメンの長スティルガーを演じたハビエル・バルデムは「監督はやさしく思いやりがあり、知的で面白い人だ」と人柄を称える同時に、「存在しないものを想像し、つくり出すことの楽しさをよくわかっている人だ」と創造力の高さも合わせ持つことを明かす。

アトレイデス家の腹心ガーニイ・ハレックを演じたジョシュ・ブローリンも同じく創造力の高さについて「創造性に満ちたセット環境の作り方をよくわかっている監督だ」と俳優にとって最大限のパフォーマンスを発揮出来る環境を作る気遣いを称賛。

ヒロインのチャニを演じたゼンデイヤも「ドゥニはすべてのことに思慮深い人、彼が考えていないことはひとつもないくらいに、1万回くらい考えていたはず」と徹底的に考え抜いた結果、明確なビジョンが生まれキャスト、スタッフ共に同じ認識で撮影に臨めていることを語った。

監督自らも原作本との出会いについても話し、最後に「私にとって映画は芸術だ。観客を圧倒したいし、興奮してほしい。でも、そこから何を得るかは観客次第だ」と本作への自信を笑顔と共にメッセージを送った。

『DUNE/デューン 砂の惑星』
公開中

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