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パリ郊外の街の混沌ぶりや衝撃の実態が 『レ・ミゼラブル』本編映像公開

リアルサウンド

20/2/27(木) 13:00

 映画『レ・ミゼラブル』の本編映像が公開された。

参考:

 本作は、第72回カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた社会派ドラマ。ヴィクトル・ユゴーの小説『レ・ミゼラブル』の舞台でもある、パリ郊外に位置するモンフェルメイユは、いまや移民や低所得者が多く住む危険な犯罪地域と化していた。犯罪防止班に新しく加わることとなった警官のステファンは、仲間と共にパトロールをするうちに、複数のグループ同士が緊張関係にあることを察知する。そんなある日、イッサという名の少年が引き起こした些細な出来事が大きな騒動へと発展。事件解決へと奮闘するステファンたちだが、事態は取り返しのつかない方向へと進み始めることになる。

 公開されたのは、映画の舞台となるモンフェルメイユの混沌ぶりや衝撃の実態が伝わる本編映像。地方から新人警官として赴任してきたステファン(ダミアン・ボナール)が、犯罪防止班としてチームを組むことになった2人の警官にパトロールがてら街のことを教えてもらう場面が捉えられている。地元出身で街を知り尽くすグワダ(ジェブリル・ゾンガ)から、街には数々のドラッグや違法まがいの売春など多くの問題が横たっていることを聞かされる。ベテラン警官のクリス(アレクシス・マネンティ)から明かされるのは、売春のとあるサービスはたった2ユーロ(約240円/2月21日時点)という実態だ。

 ラジ・リ監督は、「ダミアンは劇中のステファンと同様、他の惑星から来た人のように見えました。彼はパリ郊外に来たことがなかったので、その現状にとてもショックを受けていました。その感情がスクリーンでも見てとれるでしょう」と、ボナール自身がこの街に対して抱いた感情を巧みに役に活かしていることを明かしている。(リアルサウンド編集部)

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