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齊藤なぎさ、鈴木伸之は涙を流しながら撮影?市原隼人らオムニバス映画初日に集結

ナタリー

19/10/26(土) 12:29

「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」公開記念舞台挨拶の様子。BENI、松田るか、鈴木伸之、齊藤なぎさ、市原隼人、平田薫、ハジ→、向井宗敏。

「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」の公開記念舞台挨拶が10月25日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、キャストの齊藤なぎさ(=LOVE)、鈴木伸之(劇団EXILE)、市原隼人、松田るか、平田薫、主題歌を担当したハジ→、監督の向井宗敏が登壇した。

本作は4つの季節をテーマにしたオムニバス映画。齊藤が出演した夏の物語「ナツヨゾラ」、鈴木と松田が共演した「時々もみじ色」、飯豊まりえと袴田吉彦の共演作「冬のふわふわ」、市原と平田が夫婦を演じた「桜咲く頃に君と」で構成されている。福岡・芦屋町で撮影された本作では、町民による芦屋町映画制作実行委員会が発足。小道具や大道具作り、見物人の整理や炊き出しなど多くの町民がボランティアとして制作を手伝い、エキストラとしても出演している。

イベントが始まると市原は「この作品はまず全編を芦屋町で撮りたいという企画から始まり、福岡の芦屋町の皆さんのご支援とご協力がなければ成り立ちませんでした」と感謝を込めて挨拶。「車いすソフトボールをしている友人がきっかけで監督と出会い、そのご縁があって台本も何も見ずにやらせてください!とお願いしました」と出演の経緯を説明した。

平田は「春編は切なくて苦しくも、優しさとか愛とか思いやりが詰まっている作品です。普段当たり前に感じることも奇跡なんだなと思わされました」と述懐。「桜咲く頃に君と」の主題歌を担当したハジ→は「監督は不器用な方であまり熱いことなどは語らないのですが、あ!というシンプルな気付きを与えてくれるところがあって。こういうことを皆さんへの応援やエネルギーとして伝えようとしているんだなと思い、それをもとに主題歌を書きました」と話し、生歌を披露した。

現場を振り返った齊藤は、「撮影は夏の夜だったんですけど、めちゃくちゃ寒くて……。夜中にノースリーブのような格好で撮影をしていたので涙を流しながら、(宮世)琉弥くんと震えながら撮影してました」とコメント。「夜中ではないです!」と向井が慌てて弁明すると、鈴木は「嘘ついたってことですね!?」と斎藤にツッコミを入れて会場に笑いを起こした。続けて鈴木は「ボクシング部の青年をやらせていただきました。監督がボクシングの経験があったのでミットを持っていただいてしっかり練習しましたね。僕も撮影中ほぼ半袖で、ほんと涙流しながら……撮影していて……」と回想。齊藤が「ほんとですか!?」と食い付くと鈴木は「嘘なんですけどね! 被せて嘘ついちゃいました」と言い、絶妙な掛け合いを見せていた。

「時々もみじ色」のヒロイン・松田は「4つの作品で1つの物語なので、ところどころに伏線があるのが注目ポイントですね。最初の話で出てきたものが最後の話でも出てきたりします」と作品をアピールする。また「時々もみじ色」で主題歌を務めたBENIが花束を持って登場する場面も。「季節感、独特の静けさ、気持ちの変わり方、皆さんの役の力強さをこの曲で表現したくて作りました」と曲に込めた思いを明かした。

最後に向井は「オムニバスで1話ずつ話は完結しているのですが、同じ町で起こっている設定になっています。同じ町の中でもそれぞれの物語があるんだということ、また1つひとつにまっすぐなメッセージを込めたので、それを感じながら観ていただけるとうれしいです」と語り、イベントの幕を下ろした。

「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」は全国で公開中。

(c)2019「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」製作委員会

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