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篠原涼子の狂気を孕んだ愛情が溢れ出す 『人魚の眠る家』予告編第2弾公開

CINRA.NET

18/10/24(水) 12:00

©2018「人魚の眠る家」製作委員会

映画『人魚の眠る家』の予告編第2弾が公開された。

11月16日から公開される『人魚の眠る家』は東野圭吾の同名小説が原作。娘・瑞穂がプールで溺れて意識不明に陥り、脳死を宣告されるという過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦が下すある決断と苦悩を描く。常軌を逸した行動で娘を守り抜こうとする母・薫子役に篠原涼子、娘の悲劇と妻・薫子の行動に苦悩する父・和昌役に西島秀俊がキャスティング。監督は堤幸彦が務めた。

絢香が同作のために書き下ろした主題歌“あいことば”を使用した予告編では、瑞穂がプールではしゃぐ様子や、「もし自分の愛する人が二度と目を覚ますことがないと知ったら、あなたなら、どうしますか?」というナレーション、禁断の技術に手を出した薫子が瑞穂に向かって包丁を振り上げるシーン、和昌の「技術の力で体は健康に保たれている。でも、もう死んでるんだ」というセリフに加えて、坂口健太郎演じる前例のない延命治療に没頭する研究員・星野、川栄李奈演じるその恋人の真緒、田中泯演じる和昌の父・多津朗、松坂慶子演じる薫子の母・千鶴子の姿が確認できる。

堤監督は「色々な意味で“代表作”になる自信があります」「原作に描かれていることはたいへん難易度の高い内容ですが、それはどの夫婦にも親子にも突きつけられる究極の問題であり、だからこそ挑戦すべき作品だと確信しています。考えれば考えるほど“他人事”ではない」とコメント。また原作者の東野圭吾は「一級品の娯楽作品」と述べている。

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