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峯田和伸がEテレ『カラフル!』特番で語り、ビートルズ大好き小学生を応援

CINRA.NET

19/1/3(木) 19:00

ドキュメンタリー番組『カラフル!スペシャル「ぼくはジョン・レノンになる!」』が、1月4日にNHK Eテレで放送される。

10歳前後の子供の挑戦や葛藤を描くドキュメンタリー番組『カラフル!』。30分の拡大版となる『カラフル!スペシャル「ぼくはジョン・レノンになる!」』は、THE BEATLESに憧れる佐賀の小学6年生・中島彩人がバンド「THE BOILS」を結成し、デビューライブに挑む様子を撮影したもの。

ナレーションは峯田和伸(銀杏BOYZ)が担当。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で「ビートルズ大好きおじさん」を演じた峯田は、テレビ番組で初めてナレーションに挑戦する。

峯田和伸(銀杏BOYZ)のコメント

ナレーションに初めて挑戦した感想
楽しかったです!子どもたちの楽しそうなところや、だんだん一つになっていくところ、バンドってこんなだよな~と思いながら、ナレーションしました。でも、やっぱり難しくて、自分下手くそだなって、、、できれば、この番組で最後にしたいです、、、(笑)

番組を見た感想
もう自分たちのバンドを見ているようでした。練習中ムードが悪くなったりするんですよね。
オレも自分が遅れてるのに、ドラムのせいにしちゃったり・・・よくあります(笑)。「バンドあるある」ですね。そんな中、リーダーの彩人は、メンバーの気持ちを一つにしようと行動を起こしていて、立派だなと思いました。

自分のバンドデビューはいつだったか
オレは遅くて、18歳とか高校生のときに初めてバンドを組みました。その頃は下手くそで、コピーバンドもできないくらいのレベルで、自分たちで曲を作ってやってました。でも楽譜も読めないので、なんとか口頭で曲のイメージをメンバーに伝えようとしてうまくいかなかったり。番組でも、彩人が「タタツツ」って言いながら身振り手振りでなんとか伝えようとしている姿が、懐かしかったです。

主人公の彩人について
ほんとにギターがうまい!オレも全く同じギターを持っていて、リッケンバッカー330。
彩人は小学生なのにスゲーなって。

小学生なのにTHE BEATLESが好きという点について
嬉しいですね。オレの場合は親父が中3の時に、ビートルズが武道館に来て、その時の話をよく聞いてたんですけど、世代じゃないのにビートルズの良さを分かってくれてるのは、ファンとして本当に嬉しいです。

THE BEATLESのメンバーでは誰のファンか
言うのもおこがましいですが、ジョンです。たたずまいや、取材のときの対応の仕方とか、もう全てが好きです。特に好きな曲は、She loves youですね。初期の曲もいいし、そのあとの曲もいろんな試みをしていて、ほんとにすごいんですよね。よく言うんですけど、「ロックは何だ?」て宇宙人に説明するときに、ビートルズを聞かせればいいんじゃないかって思うくらい、もうロックの全てが詰まってると思います。

番組中で印象に残っているシーン
彩人が、バンドがうまくいかずに落ち込んでいるときに、お父さんからジョンの話を聞くシーンがあるんですけど、そのときの聞いてる彩人の顔がとてもいいなって。
その後、ぎくしゃくしていたメンバーに会いに行くんですけど、お互いちょっと照れもあってよそよそしい感じで。不器用な男の子の友情って感じがしましたね。
オレも今でも覚えているんですけど、バンドでケンカして、出て行ったことがあったんです。
泣きながら一人で帰って。そしたら、後日、家のポストに本が1冊入ってて、それが太宰治の「人間失格」のオリジナル版。古本屋で見つけたような古びた文庫本で。ドラムの村井くんでした。メモがはさまってて「すみません」って一言。なんか男同士の友情ってそんな感じなんですよね。

ボイルズで作ったオリジナル曲について
めっちゃいいですよ!!ほんとに。小学生ですげーなって思いました。将来が楽しみ。

番組の見どころについて
ライブが終わったときの、子どもたちの顔が本当にいいですよね。かわいい。間違えたところもあったけど、終わってよかったっていう達成感にあふれてて、みんな本当にいい顔をしてて、成長したなって感じました。小学校6年生って、ちょうど子どもが大人になり始める変わり目の時だと思うんです。その成長の瞬間が見えた気がしました。子どもって、すごく複雑で、楽しいときに楽しい顔をするわけでもないし、悲しいときに悲しい顔をするわけじゃない。単純じゃないんですよ。お芝居ではない、子どもたちのリアルな表情に注目して欲しいなって思います。

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