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劇団四季、名作アニメ『バケモノの子』を舞台化 自身最大規模の新作オリジナルに挑戦へ

ぴあ

三井不動産創立80周年記念公演 劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』

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劇団四季が新作オリジナルミュージカル『バケモノの子』を2022年4月より東京・JR東日本四季劇場[秋]で上演する。

劇団四季史上、最大規模の新作オリジナルミュージカルとなる本作。原作は2015年公開のスタジオ地図作品・細田守監督による長編アニメーション映画『バケモノの子』だ。同社の大ヒット作のひとつで、翌年の「第39回日本アカデミー賞」では最優秀アニメーション作品賞を受賞している。

スタジオ地図作品のミュージカル化は本作が初。四季はこの『バケモノの子』で、国産ミュージカルとして最大級の長期公演に挑む。

舞台は、バケモノたちの棲む異世界と東京・渋谷。多種多彩なバケモノや祝祭感あふれる異世界、迫力のある戦闘シーンなどを表現するため、特殊メイクやパペットなどあらゆるクリエイティブ要素を用いるという。壮大な物語が圧倒的なエンターテインメント性とシアトリカルな手法で描かれるもようだ。

一方、作品を通して描かれるのは、バケモノの熊徹と主人公の少年・九太ふたりの相互成長や本当の親子のような固い絆、己のアイデンティティを模索し葛藤する九太の姿。「自分は何者なのか」という問いに対し、大切な誰かと手を携えて力強く人生を歩んでいくことの価値を教えてくれるだろう。

なお今回も各分野で、一線級の外部クリエイターが集結。脚本・歌詞に高橋知伽江、演出の青木豪をはじめとする強力な陣容に、劇団内の才能が合わさって目下創作が進められているという。

なお本作のオーディション実施も決定している。募集されるのは主人公・蓮(九太)、猪王山の息子・一郎彦、二郎丸の少年時代を演じる子役。こちらは応募ぺージをぜひ確認してほしい。

<スタジオ地図:細田守・コメント>
私たちスタジオ地図のアニメーション映画作品『バケモノの子』が、劇団四季の皆さんによってミュージカル化されることになり、大変光栄に思っています。来年の春から上演されると伺い、どのような作品になるか私も楽しみにしております。ぜひ多くの皆様にご覧いただけますと幸いです。

<演出:青木豪・コメント>
未曾有の危機的状況に毎日ヒリヒリとしながらも、五十代の私は「バケモノの子」という作品に巡り合えたことに奇跡を感じています。この物語には、他人が産んだ子どもを育て、そこに愛を覚え、生き物の宿命として親の世代は先に死ぬ、というテーマがあるからです。

海外で生まれたミュージカルというジャンルを劇団四季が愛をもって日本で育て、ある時期の四季作品を見て育った私が、この物語を今、世に放つ。生きとし生けるもの、死ぬのが宿命であるならば、「人生は生きるに値する」と思える瞬間とは、次世代にバトンを渡す時だと思うのです。次を育てる世代、次に育つ世代のすべての人々に、この作品が愛されることを願って、四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』を育てていきたいと思います。

<劇団四季 代表取締役社長:吉田智誉樹・コメント>

スタジオ地図作品として大ヒットを記録したというこの超大作の舞台化に挑戦できることを大変光栄に思います。本作が伝えるのは、大切な人と共に強く生きていくことの素晴らしさです。これは、創立以来四季作品に受け継がれる「人生の感動」「生きる喜び」というテーマにも通じると言えます。

今回、脚本・歌詞はこれまでも数々の四季作品にご参加頂いている高橋知伽江さん、演出は『恋におちたシェイクスピア』でご一緒した青木豪さんに再びお願いしました。その他、心強いクリエイターの方々と共に、四季の経験知を結集して創作に励んで参ります。

近年、オリジナル作品創作に力を入れている中、今回は国産ミュージカルとして最大級の長期公演に挑みます。四季の創作活動においてひとつの到達点とも言える作品になることでしょう。どうぞご期待ください。

■公演情報
三井不動産創立80周年記念公演
劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』
2022年4月30日(土)より上演
会 場: JR 東日本四季劇場[秋]
チケット:2022年2月 一般発売予定

オーディション情報ページ:https://www.shiki.jp/applause/bakemono/audition/

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