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CARRY LOOSEとBiS、駅伝バトルの末に繰り広げた熱いツーマンライブ

ナタリー

19/11/24(日) 20:42

CARRY LOOSE(Photo by sotobayashi kenta)

CARRY LOOSEとBiSが本日11月24日に東京・WOMBで共催ライブイベント「CARRY BiS」を開催した。

この公演は11月2、3日に行われた2組によるグループ対抗駅伝「BiS vs CARRY LOOSE対抗駅伝」の勝者がメインアクトを務める共催ライブイベント。駅伝の結果、勝者のCARRY LOOSEがメインアクト、敗者のBiSがオープニングアクトを務めた。

フロアいっぱいに集まった観客が待ち構える中、ステージにはまずBiSが登場。4人それぞれが元気いっぱいに自己紹介をしたあと、第3期BiSの始まりの楽曲とも言えるロックチューン「STUPiD」でライブ開演の狼煙を上げた。クラブでもある会場特有の重低音が鳴り響く中、頭を激しく振り乱し、組体操を交えたパワフルなパフォーマンスで観客の熱狂を誘う。「this is not a love song」でメンバーそれぞれが感情のこもった歌声を聞かせたあと、BiSはメジャー1stシングル「DEAD or A LiME」からネオ・トゥリーズ作詞のパンキッシュなナンバー「テレフォン」を投下。トギーのロングトーンシャウトに始まり、コール&レスポンスに興じるなど一体感を高めた。アクセルを緩めることなく「teacher teacher teacher」をパフォーマンスしたBiSは、哀愁を誘うメロディとラウドなロックサウンドの「SURRENDER」を大きく拳を振りながら熱唱。BiSは1stシングルの表題曲「DEAD or A LiME」でダークな雰囲気のインダストリアルなバンドサウンドに乗せ、攻撃的な姿勢を崩さずにラップも披露した。そして「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」を披露したあと、「以上私たち、BiSでした!」と挨拶をしてから、ステージにしばらく立ち尽くした4人。ひと呼吸置いてから、イトー・ムセンシティ部が「来年2月5日、2ndアルバム発売決定しました! よろしくお願いします!」と2020年2月5日に2ndアルバム(タイトル未定)をリリースすることを発表し、ステージをあとにした。

入れ替わるようにメインアクトのCARRY LOOSEが登場し、「私たちがCARRY LOOSEです! よろしくお願いします!」というパン・ルナリーフィの挨拶から1曲目に「やさしい世界」を披露。EDMサウンドの四つ打ちナンバー「戻らないように」でオーディエンスを巻き込んでジャンプして場内の空気をまとめ上げた4人は、キャッチーな「ANYBODY」で力強いパフォーマンスを見せつける。ポジティブなメッセージが込められた「CHEER SONG」を肩を組み笑顔で届け、パーティチューン「RAKUEN」では観客のテンションを一層引き上げた。メンバーそれぞれが自己紹介をしたのち、パンは「改めて、CARRY BiSに起こしくださってありがとうございます!」と来場者に感謝の言葉を述べる。さらにグループ対抗駅伝の結果を振り返り、「駅伝で勝利して、今日のタイトルが『CARRY BiS』になりました! 駅伝ではメンバーとスタッフがひとつになって、私たちの中の壁をぶっ壊すことができました。皆さんの応援が勇気になりました。そしてBiSとは死ぬ気でぶつかり合うことができて、BiSはとてもいいチームだなと感じました。今日も、これからも切磋琢磨して、正々堂々と戦っていきたいと思います!」と思いを語った。

MCを経て、「WEATHERCOCK」「ツメも君も」をエモーショナルに歌い、疾走感のあるナンバー「ERASE and REWRITE」を熱く届けたCARRY LOOSE。ドラマチックなサウンドの「When we wish upon a star」でフロアの興奮を誘い、さらにミディアムテンポのダンスチューン「たんたかたんたんたん」を可愛らしくパフォーマンスした。ライブ後半、CARRY LOOSEは「pretender」「Deep thorns」を情熱的に歌い上げたかと思えば、凛とした佇まいで憂いを帯びた歌声を聴かせるなど、緩急の効いたパフォーマンスで観客を魅了。YUiNA EMPiREは「私たちCARRY LOOSEは、12月1日から主要都市を外したツアー『ルーズに場所はずしてみましたツアー』をやらせていただきます。初めてのツアーなので、CARRY LOOSEをたくさんの人に知ってもらって、配達員(CARRY LOOSEファンの呼称)との輪を2倍も3倍も広げていって、期待してもらえるようなグループになります」と話し、2020年2月11日には1stシングル(タイトル未定)のリリースが控えていることも告知。最後に4人は名刺代わりのナンバー「CARRY LOOSE」をひたむきに届け、歓声に見送られてステージをあとにした。

BiS×CARRY LOOSE共催ライブ「CARRY BiS」2019年11月24日 東京都 WOMB

BiS

01. STUPiD
02. this is not a love song
03. テレフォン
04. teacher teacher teacher
05. SURRENDER
06. DEAD or A LiME
07. BiS-どうやらゾンビのおでまし-

CARRY LOOSE

01. やさしい世界
02. 戻らないように
03. ANYBODY
04. CHEER SONG
05. RAKUEN
06. WEATHERCOCK
07. ツメも君も
08. ERASE and REWRITE
09. When we wish upon a star
10. たんたかたんたんたん
11. pretender
12. Deep thorns
13. CARRY LOOSE

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