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映画を365日、毎日1本厳選配信!新サービス「JAIHO」が6月下旬スタート

ナタリー

「JAIHO(ジャイホー)」ロゴ

映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」が6月21日にローンチされる。

厳選された映画を365日、毎日新たに1本ずつ、30日間の視聴期間で配信する同サービス。視聴できるのは常に30作品のみ。観たい映画を探す手間や時間を省き、“今見るべき映画”を毎日1本ずつ提案していく形だ。JAIHOはヒンディー語で「万歳!」「勝利あれ!」の意味。「すべての映画を称える、悦びと感動の合言葉」としてサービス名に冠された。なお1日1本を期限付きで配信する同様のサービスは、アメリカの映画配信サイト・MUBIが知られている。

JAIHOでは世界中のさまざまなジャンルやカテゴリーから、エキスパートが独自の切り口で選んだ作品がラインナップに。日本初公開、または映画祭や特集上映のみでしか紹介されていない映画を独占配信で編成する「プレミア作品」も用意された。6月から7月にかけてのプレミア作品には、アッバス・キアロスタミの遺作「24フレーム」、家事代行業をしながら自由に生きる少女ミソの日々を描いた韓国インディペンデント映画「小公女」、カイエ・デュ・シネマ誌の2014年ベスト10の1位に輝いたブリュノ・デュモンの「プティ・カンカン」などが並ぶ。さらに劇場公開以来、ディスク化・放映もされていない「バーフバリ 伝説誕生(完全版)」が初配信となる。

そのほか各国の映画史に残るクラシックも多数紹介。「ドラゴンへの道」など数多くの香港映画でカメラマンを務めたことで知られる西本正が撮影したリー・ハンシャンの「楊貴妃」とキン・フーの「大酔侠」、1960年代の韓国を代表するホームドラマ「ロマンス・パパ」、歴代韓国映画のベストとして選出されることの多いユ・ヒョンモクの代表作「誤発弾」などが配信される。

作品の選定には“アドバイザリーボード・メンバー”として、東京国際映画祭プログラミングディレクターの市山尚三、大阪アジアン映画祭プログラミングディレクターの暉峻創三、アジア映画研究者でインド映画を多数紹介してきた松岡環、文筆家でポップカルチャー研究家の中野充浩、映画評論家の江戸木純も参加。またサイト内には、配信作品をリクエストできる受付フォームも用意された。幅広い映画ファンの声を聞いて編成の参考にしつつ、可能な限りリクエストに応えていくという。

JAIHOは月額税込770円。初回加入のみ2週間無料で楽しむことができる。なお7月20日までの最初の30日間は30作品を固定で配信。7月21から毎日1作品ずつ作品が入れ替わっていく。現在告知映像がYouTubeで公開中だ。JAIHOの代表を務める加畑圭造のコメントは下記の通り。

加畑圭造 コメント

この度、多様性をテーマにした新しい映画配信サービスJAIHOを開始する運びとなりました。世界では様々な国で、日本ではまだ知られていない名作が生まれています。我々はそんな作品の数々を世界中から探し出し、今、観るべき映画をセレクトし、独占・日本初配信でお届けします。JAIHOで、様々の国の傑作を、旅するようにお楽しみいただければ幸いです。

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