最初は逆の配役だった、コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが共演作語る映像公開
「スーパーノヴァ」ポスタービジュアル
「スーパーノヴァ」より、キャストのコリン・ファース、スタンリー・トゥッチのインタビューを収めた特別映像がYouTubeで公開された。
20年来のパートナーであるピアニスト・サムと作家タスカーが向き合う“人生の最終章”を描いた本作。タスカーが若年性認知症を患ったことをきっかけに、愛のためにそれぞれが覚悟を決めるさまが映し出される。不器用だが胸の奥に熱い愛情を持つサムをファース、人を惹き付ける才能と魅力にあふれたタスカーをトゥッチが演じた。
映像には監督のハリー・マックイーンが「長い付き合いのある俳優同士に演じてもらいたいと事前にチームで話していた」と言い、「本作は親密な関係を描き出す。映画を超えた、スタンリーとコリンの友情に本作のすばらしさがある。2人は大の親友なんだ」とキャスティングについて語る様子を収録。また、当初はファースとトゥッチの配役が逆だったという裏話も明かされた。互いの役がしっくりこなかったため、試しに交換してみようと提案したファースは「スタンリーのタスカーを聞いたとき、彼以上には演じられないと思った」と当時を振り返っている。
「スーパーノヴァ」は現在公開中。
(c)2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.