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「累」土屋太鳳、芳根京子が奪いたい顔は?横山裕と浅野忠信は相思相愛にはしゃぐ

ナタリー

18/8/22(水) 20:39

「累-かさね-」完成披露試写会の様子。左から芳根京子、土屋太鳳。

「累-かさね-」の完成披露試写会が本日8月22日に東京・イイノホールで開催され、キャストの土屋太鳳、芳根京子、横山裕(関ジャニ∞)、檀れい、浅野忠信、監督の佐藤祐市が出席した。

「累-かさね-」は松浦だるまのマンガを原作とするサスペンス。抜群の演技力を持つが顔に大きな傷を持つ累(かさね)と、美貌に恵まれているが演技力に欠ける女優ニナが、不思議な口紅を使って互いの顔を入れ替えるさまが描かれる。

ステージに上がった芳根は完成披露を迎えられた喜びから涙をこらえきれず、土屋に背中をさすられる。震える声を引き締めようと努めながら「一緒に累とニナを作れたのが太鳳ちゃんで、本当によかった。お互いを感じ取りながらできたのは、運命と言うかご縁だったのかなって」と胸中を語った。土屋は「1人2役というのは本当に難しくて」と撮影を振り返りながら、思わず芳根のほうに手を伸ばす。ガッチリと手を握られながら「まだきょんちゃん(芳根)との焼肉を実現できてないんです。プライベートで行けたらと思います」と笑顔を浮かべた。

本作の撮影に臨むにあたり、浅野に演技について相談したという土屋。「(浅野が)『2人で累とニナの演技ノートを作りなよ』って。すぐにコンビニに行って大学ノートを買いました」と振り返る。使用したページ数を聞かれた芳根が「2ページ」と正直に伝えると、予想外のページ数に観客からは笑いが起き、横山は「ちっちゃい字で書いてたんだろうね」とフォロー。続いて芳根は試写で本作を観たときのことを回想しながら、「だるま先生が『累になってくれてありがとう」と言ってくださって。いろんな感情があふれて泣きわめいたんですよ。でもそれを見た監督が爆笑してたんです」と明かし、佐藤にふくれっ面を向ける。

横山は、累とニナがともに思いを寄せる“モテ男”烏合零太を演じた。「プライベートとなんも変わらない」と冗談交じりに述べた横山に、佐藤は「せきジャニは違うねー」とわざとグループ名を間違えながらツッコむ。また佐藤は檀に対し「出ていただけて本当によかった」と感謝の気持ちを吐露。檀は「佐藤監督はなぜか私にバラを撒いてくれるんです。私の通る道をバラの花びらいっぱいにしてくれて、心をほぐしてくれる」と現場でのエピソードを語った。

続いて登壇者たちに「キャストの中で誰の顔を奪いたいか?」と質問が飛ぶ。彼らは出演者5名分の“顔うちわ”を渡され、なりたい人のうちわを顔の前へ挙げることに。浅野を選んだ土屋は「お芝居を楽しそうにやっている姿に感動して。(浅野演じる)羽生田さんも渋くてカッコいいので」と理由を説明。そして互いに相手を選び合い、相思相愛の関係となった横山と浅野は体を大きく動かしてはしゃぐ。会場に拍手が響き渡る中、横山は「こんなひげ生やしてみたいなと思って。すごいダンディじゃないですか。浅野さんの低い声とルックスは男なら憧れますよね」と吐露。浅野は「僕も関ジャニ∞に入りたいんで」と言い、うちわを見比べながら「この違い見てくださいよ。加害者と被害者みたいな(笑)」とジョークを飛ばした。

イベントの終盤、芳根は再び涙を流しながら「太鳳ちゃんと手をつなぎ合って、ハグし合って、身を削って、本当に命を懸けて撮影しました。今日を迎えられてうれしいです。泣いてごめんなさい!」と観客にメッセージを送る。土屋は「闇は共感することで愛に変わると思ったので、ぜひこの作品を通してそれそれの愛を感じてほしいです。スクリーンにぴったりの迫力がある作品になっています」と映画をアピールした。

「累-かさね-」は9月7日より全国でロードショー。

(c)2018映画「累」製作委員会 (c)松浦だるま/講談社

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