Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開

19/11/1(金)

切手には美術品の図柄が使われることが多いが、切手でしか見れない(実物はすでに失われていたり、所在不明の)名品というのもある。たとえば、法隆寺金堂壁画が描かれている切手があるがその基になった7世紀末の仏教絵画は1949年の火災で焼損している。藤島武二《蝶》(1904年/切手は1966年発行)も1967年の公開以後、展示されず所在不明である。鏑木清方《築地明石町》(1927年/「切手趣味週間」1971年発行)も1975年を最後に展覧会に出ず、幻の名作と言われていた。今回、三部作とされる《新富町》《浜町河岸》とともに、東京国立近代美術館に収蔵され、11月1日(金)から12月15日(日)まで44年ぶりに公開される。2022年には「没後50年 鏑木清方展」(仮称)も予定されている。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む