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広小路亭講談会

20/8/14(金)

新型コロナ感染防止の制限下とはいえ、六代目神田伯山の人気が講談全体にまで広がって、今夏の講談会はなかなの盛況だ。広小路亭の呼び物は、トリの一龍斎貞山が読む、『怪談牡丹燈籠』にまつわる2席の読み物である。 26日は『牡丹燈籠』の原作と言われる中国の怪異ファンタジー『牡丹燈記』。そして27日の『牡丹燈籠由来噺』は、作者の円朝と同時代の芸人たちを描いた、名作誕生の秘話となっている。演者の父、七代目貞山は“お化けの貞山”と言われた、その道のスペシャリストだった。そうした伝統と技術を受け継ぎつつ、当代ならでは工夫を加えた“端正な怪談”は、講釈場へ涼風を運んでくれるだろう。

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