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King & Prince「24時間テレビ」パーソナリティの立場を「低温調理みたいに」じわじわ実感

ナタリー

「24時間テレビ44」制作発表会見の登壇者。左から水卜麻美、羽鳥慎一、菅野美穂、King & Prince、チョコレートプラネット、徳光和夫。(c)日本テレビ

King & Princeが本日7月14日に東京・日本テレビで行われた「24時間テレビ44」制作発表会見に出席した。

8月21(土)、22日(日)に生放送される今年で44回目の「24時間テレビ」。「想い~世界は、きっと変わる。」をテーマに東京・両国国技館の舞台から無観客で行われる。

King & Princeのうち岸優太は昨年の「24時間テレビ」でメインパーソナリティを務めているが、グループ全員で担当するのは今回が初。彼らはチャリティパーソナリティの菅野美穂、スペシャルサポーターのチョコレートプラネット、24時間テレビサポーターの徳光和夫、総合司会の羽鳥慎一、水卜麻美とともにそろいの“チャリTシャツ”を着て会見に臨んだ。

会見冒頭ではKing & Princeが1人ひとり意気込みを語っていく。ハイチェアから立ち上がった髙橋海人は「昨年はうちのリーダーの岸くんが24時間テレビと向き合う姿に感動しました。King & Princeらしく日本を明るく元気にできたらと思います」とはつらつとコメント。永瀬廉は「『King & Prince(がメインパーソナリティで)大丈夫?』と思う方も多いと思うんですが、支えてくれる人たちの力を借りながらがんばろうと思います」と力強く語った。平野紫耀は「こんにちは。平野紫耀です」とさわやかに自己紹介したあと、「“チャリTシャツ”をいざ着てみて、低温調理みたいに……じわじわ実感が湧いてきました。これからの明るい世界を思いながら、がんばります」と発言。神宮寺勇太は「僕たち5人が集まるとふざけてしまって、大人たちをざわつかせてしまうんですが、それも楽しみながら思いを伝える架け橋になればと思います」と話した。メンバーで唯一2年連続でメインパーソナリティを務める岸は「去年は井ノ原(快彦)さん、増田(貴久)くん、北山(宏光)くん、重岡(大毅)くんと僕でお世話になりまして」と前回のメインパーソナリティの名前を指折り数えながら回答。「24時間テレビに対する姿勢をたくさん学んだので、それを生かせればと思います。あとはリーダーらしい部分を見せたいです」と言葉に力を込めた。

King & Princeと初共演の徳光から「岸くんとは何度もお目にかかったんですけど、仲間のことを何も話さないから」と伝えられると、岸に対してほかのメンバーから非難の声が。そして徳光は「今年で齢80なんですけど、こうやって若い人たちとご一緒できてこんなに幸せなことはないです」と感無量の様子だった。髙橋がデザインに携わったチャリTシャツの話題になると、徳光が「このTシャツ最高だろ!」と絶賛。Tシャツに描かれたオオカミのキャラクター“おもウルフ”について「オオカミは狩りをするとき群れを作るけど、King & Princeもワンチームでしょ?」と尋ねる。すると髙橋は徳光の意見に同意しつつ、恐縮した様子を見せ「まさかこんなにお褒めいただけるとは。24時間テレビのTシャツ制作に携わらせてもらうのがずっと夢でした。人生を懸けて臨みたいなと思ってデザインしました」と思いの丈を打ち明ける。さらに「オオカミには孤独というイメージがあるんですけど、支え合って生きてる動物なんです。それが人間と似てるなと思ってオオカミを描きました。ぜひたくさんの人に着てもらいたいです」とチャリTシャツをアピール。徳光から「収入にはならないけどバカ売れすると思うよ」とお墨付きをもらった。菅野もチャリTシャツを気に入ったようで「親しみのあるデザインがいいし、このかわいいTシャツが着れてすごくうれしいです」と声を弾ませ、興味深げに髙橋に制作エピソードを聞いていた。

記者からの質問コーナーに突入し、「ジャニーズ事務所の先輩からパーソナリティについて何か言葉をもらいましたか?」と聞かれた岸は「僕は昨年のパーソナリティの皆さんから『がんばれよ。岸ならできる』と言われて、非常に注目してくださってます」と返答。パーソナリティ2回目の岸からメンバーに助言があったかどうか聞かれると、神宮寺は「『パーソナリティってどうやればいい?』って岸くんに聞いたら『そんなこと知らないよ』と言われました(笑)」と明かす。すると永瀬が「岸さんって相談されるようなタイプではないんですよね」と付け加え、「ほかの4人は彼のがんばってる姿を見て心打たれるんです。昨年の24時間テレビでは岸さんが歌舞伎に挑戦していて、その姿を観てずっと着いていこうという気持ちになりましたね」と彼へのリスペクトを込めて発言した。昨年の番組内で歌舞伎にチャレンジしたことを振り返って岸は「市川海老蔵さんと共演したんですけど、仲直り……今も仲よくさせていただいていて“歌舞伎の子”と言われるようになりました」と周囲の反応を告白。パーソナリティを務めるうえでのアドバイスは特に浮かばないようで「楽しみながら笑顔を届けていれば自然と24時間経っちゃいますね」と語った。

チョコレートプラネットの長田庄平はパーソナリティの発言に対して細かくリアクションしつつ、場を盛り上げようと試みていたが、「ボケでは勝てないな……」とお手上げ状態。相方の松尾駿も本日の登壇者を見ながら「今年はボケが多いですね」とぼやいた。会見ではKing & Princeメンバーからの天然発言が多発したが、最後は永瀬が「広く皆さんに影響を与えられるように、いただいた仕事の1つひとつから手応えが感じられるようにがんばっていきたいです」ときっちり締めくくった。

日本テレビ系「24時間テレビ44」

2021年8月21(土)、22日(日)

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