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「万引き家族」ミュンヘン国際映画祭で外国語映画賞に輝く、日本映画で初の快挙

ナタリー

18/7/8(日) 16:59

「万引き家族」

是枝裕和の監督作「万引き家族」が、第36回ミュンヘン国際映画祭にてシネマスターズ・コンペティション部門の外国語映画賞に当たるARRI / OSRAM賞を受賞した。

ドイツ現地時間6月28日から7月7日に開催された同映画祭。シネマスターズ・コンペティション部門にはジャ・ジャンクーの監督作「Ash is Purest White(英題)」やイ・チャンドンの監督作「Burning(英題)」なども出品されていた。審査員を務めたのは「パルプ・フィクション」のアマンダ・プラマーら。「万引き家族」の受賞理由は「主人公たちは、名前や自分の役割を変え、自分の中の倫理やモラルを、血縁家族や社会にとらわれないところで発展させる。『万引き家族』は、私たちに新たな可能性と希望を与えてくれた」と公表されている。

同賞を日本映画が受賞するのは今回が初。なお「万引き家族」は、カンヌ国際映画祭でのパルムドール、サン・セバスチャン国際映画祭でのドノスティアに続き、3度目の快挙を達成したこととなる。

7月7日時点で日本での興行収入が34億円、動員が270万人を突破している本作は、東京の片隅で暮らすある家族の許されない絆を描く人間ドラマ。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林、城桧吏、佐々木みゆらがキャストに名を連ねる。現在も全国で上映中だ。

(c)2018『万引き家族』製作委員会

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