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「第55回上方漫才大賞」大賞はシャンプーハット「この賞に恥じないような漫才を」

ナタリー

20/4/11(土) 17:36

「第55回上方漫才大賞」大賞を受賞したシャンプーハット。左から、こいで、てつじ。(c)関西テレビ

本日4月11日(土)に「第55回上方漫才大賞」が関西テレビとラジオ大阪で放送され、シャンプーハットが大賞を受賞したことが発表された。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大阪・オリックス劇場からの生放送が中止されると共に奨励賞と新人賞の選考も中止され、特別な形での実施となった今年の「上方漫才大賞」。2012年に奨励賞を受賞しているシャンプーハットは演芸評論家や記者らによる審査会を経て、上方漫才界で年度を通して最も活躍した漫才師に贈られる大賞に選ばれた。「今日、1つ夢が叶いました」というシャンプーハットこいでは「正直『漫才大賞をなかなか獲れない理由はそのスタイルじゃないか、漫才大賞用に漫才を1本作ったほうがいいんちゃうか』っていうアドバイスももらったりしたんですよ。でも『このスタンスで獲らんと意味がないな』と思っていたので、それを認めていただいたのがすごくうれしい」と“Wボケ”とも呼ばれる漫才での受賞を喜んだ。

毎年「上方漫才大賞」では大賞受賞者が客前で漫才を披露しているが今回はそれもないため、シャンプーハットてつじは「2人で泣きながら、これまでのことを思い出しながら漫才しよとかいろいろ考えてました(笑)。今回いただいてうれしいですけど、また2回目、3回目の大賞を獲って、皆さんの前で漫才ができることを目指してがんばります」と新たな目標を明かす。最後に昨今の状況をふまえて、こいでは「受賞してうれしい反面、お客さんの前で漫才がいつできるかわからないので、その日を楽しみにやっていくしかないです。日本が大変な時期に僕らが獲らせてもらったのは何か意味があると思います。たまたま今日、僕らが代表して話しているだけですけど、僕ら以外の漫才師も皆さん思っていますが、なんとか日本を盛り上げていきたい」、てつじは「ある意味印象に残る年の漫才大賞をいただけたので、劇場がオープンして皆さんの前で漫才が披露できるとき、この賞に恥じないような漫才をしたいなと思います」と、それぞれ願いを語った。

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