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カウンセリングにやって来たのは妖怪が見える女…鈴木睦海と西山真来のW主演作公開

ナタリー

「カウンセラー」キービジュアル

鈴木睦海と西山真来が主演を務めた「カウンセラー」が10月30日より東京・下北沢トリウッドで公開される。

「おもちゃを解放する」などで知られる酒井善三が脚本と監督を兼任し、百々保之が録音・製作を担当する映画制作チーム「DrunkenBird」が手がけた本作。妊娠6カ月目で産休前最後の出勤だった心理カウンセラー・倉田真美のもとに、吉高アケミという女が予約なしで現れる。「相談内容だけでもお聞きしましょうか」と伝えた倉田に「妖怪が見えるんです」と語り始めるアケミ。謎めいた彼女の口から語られる暗い物語が、奇妙なことに倉田を妄想に駆り立て、不安の渦に堕としていく。

鈴木が倉田、西山がアケミを演じ、田中陸、松本高士、平仁、亀田梨紗、蒲池貴範もキャストに名を連ねた。現在YouTubeではトレイラーが公開中。なお、本作を鑑賞した映画監督の大工原正樹、篠崎誠、万田邦敏、大畑創、内藤瑛亮のコメントは下記に掲載した。

※記事初出時、映画の公開日に誤りがありました。訂正いたします

大工原正樹(映画監督)コメント

素晴らしく面白い。
この映画「カウンセラー」は二度観ることをお勧めします。
一度目はサスペンスとエロを愉しむため、二度目は話を知った上で二人の女優の演技合戦と演出を味わうために。
なんといっても西山真来さんの凄さ! 鈴木睦海さんの魅力!

篠崎誠(映画監督)コメント

面白い。現実と妄想が交じり合い、即物的な禍々しさが浮上する感触に、ある時期のロマン・ポランスキーやクロード・シャブロルの映画を思い出しました。映画好きはもとより、恒川光太郎や京極夏彦の小説、妖怪好きの人にもおすすめします。

万田邦敏(映画監督)コメント

冒頭2分半、その日最後の患者の診察を終えたカウンセラーが洗面所で手を洗っていると、その背後にとつぜん「やっぱり、予約とかないとだめですよね」と声がする。びっくりして顔を上げると、鏡には怯えた様子の女性が写っている。ここから、一気に映画に引き込まれる。たった40数分の尺にもかかわらず、物語は二転三転四転し、虚と実が交錯した果てに、ついに長いベロを出した妖怪が登場する! ホラーでもスプラッターでもない、正々堂々のスリラー映画だ。

大畑創(映画監督)コメント

酒井善三監督の新作映画「カウンセラー」見してもらった。単純で的確だからこそ強力な映画の力だけで自我の崩壊が描写されてて、それがめちゃ怖い。ぜーんぜん誤魔化しが無くて潔い怖さ。カットが変われば世界も変わっちゃう。主演のお二人、鈴木睦海さん西山真来さんがまたサイコー。

内藤瑛亮(映画監督)コメント

西山真来の表情に目を奪われた。カットが切り替わったら、どんな顔をしているのか…恐怖と期待を抱えて観た。

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