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「これからもたくさん恩返しをしていく」ぴあアリーナで誓った『9bic 2nd ANNIVERSARY LIVE 9BICARide』

ぴあ

『9bic 2nd ANNIVERSARY LIVE 9BICARide』

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9月11~12日、6人組メンズアイドルグループ・9bic(キュービック)が、『9bic 2nd ANNIVERSARY LIVE 9BICARide』をぴあアリーナMMにて行った。

9bicは「ハコイリムスコ」のチャンネル名で登録者数32万人越えのYouTuberとしても活躍している。

そんな彼らの個性と、この21年でグループとして大きな成長を見せた12日の公演の模様をレポートする。
メンバーカラーのTシャツ、ペンライト、6色が彩った会場。また、本公演は、オンライン配信も行われており、会場だけではなく、ネット上でも盛り上がりを見せた。

期待が高まる定刻、オープニングVTRのあと、派手な特効と共に姿を現したのはキラキラのメンバーカラーの衣装に身を包んだメンバー。
「ぴあアリーナ!1日目よりももっともっと熱いライブにしようぜ!」という市川慶一郎の言葉で始まった1曲目は「klaxon」。キュートな振り付けと笑顔でライブスタートのアクセルを一気に踏み込む。

9bicの魅力のひとつはそのキュートなアイドルらしいとも言える振り付け。市川と双葉小太郎が肩を組み、”けいこた”ショットを見せた2曲目の「U.F.O.GAME」ではUFOキャッチャーを模した振り付けでファンの目を楽しませた。

「エンジン全開ですか?準備は万端ですか?僕はまだドクドクがおさまりません!」という仮屋瀬さつきの呼びかけで始まったのは10代の初々しい恋心を歌った「ドクドク」。間髪入れず、メンバー同士がじゃれ合うような振り付けでほっこりさせられる「カフェラテ」と続く。「ONE!」ではメンバーがカメラにアピールし、配信のファンにも笑顔を届け、メインステージから花道、センターステージへ。会場も配信組もボルテージが上がっていくのがわかる。
マイクリレーをしながらメンバー紹介をする「9bic MELODY」では小太郎が作詞した2nd Anniversaryバージョンを披露。

MCでは小太郎が作詞のポイントを自らも解説を行った。「みんなの個性が生かせる曲なので、市川さんだったら、ツンデレ、かっこいいっていうのがある」(椚)三波斗は言ってほしいかわいいセリフを詰め込みました」という小太郎から見たメンバーのチャームポイントに触れつつも、「(四季)涼雅に舞台裏で頭を撫でてもらった」「(六花)清春は陰キャでしゃべるのが苦手だけど、タクシーでは2人のときはめっちゃしゃべる」、「さっちゃんは歌がうまいし、おもしろい。最強。今回、フェイクも自分からたくさん入れてくれた」といったならではのエピソードも紹介した。

まさかのバンド演奏!「Bloc from 9bic(ブロック フロム キュービック)」

ここまではキュートな部分が全面に出ていたが、もちろん9bicの魅力はそれだけではない。続く「WOLF」、「creature」ではクールでワイルドなダンスも。そしてライブ中盤では今回が初披露となるバンドも!
ドラム・慶一郎、ギター・涼雅、ギターボーカル・さつき&三波斗、キーボード・小太郎、ベース・清春によるバンド「Bloc from 9bic(ブロック フロム キュービック)」。 『革命シューター』、『そんなの好きになっちゃうじゃん』をバンドバージョンで演奏した。

今回、担当する楽器に初めて触れたメンバーもいたというが、そんなことを感じさせない堂々のバンドっぷり。「バンドやるって決まった時はたぶんメンバー誰も完成すると思っていなかったと思う」と清春。「ベース始めた初日、難しすぎて終わったと思った」と言っていたが同じリズム隊の慶一郎と猛練習をし、そのおかげで絆が深まったというのは新しい挑戦だったからこそと言えるのかもしれない。

前半ではキュートとクール、そしてバンドというさまざまな面を見せた9bic。
後半は「僕たちがみんなに会いに行きます!」(三波斗)とメンバーそれぞれがトロッコで後方席のファンのもとへ。「gimme」を歌いながら、会場全員ひとりひとりに届けようとするかのようにファンそれぞれと目を合わせていく。

9bic、2年間の歩み、そして決意

「99%」、「中辛エクスタシー」と歌い上げたところで、会場は暗転。流れ始めたVTRは2019年6月1日から現在までの9bicの軌跡を追うものだった。 映像とともにその思い出を噛みしめるかのように静まり返る会場。そんな中で披露されたのは新曲「Campanula」。ファンと9bic自身のこれまで、そして9bicからファンへの想いが込められたような歌詞はファンの心をしっかりと掴んだはずだ。曲の終盤では思いがこみあげたのか、涼雅が涙で頬を濡らす場面も。その様子にもらい泣きしたファンも多かったのではなかっただろうか。
しかし、やはり9bicには笑顔が似合う。笑顔で「proof」、「Aaliyah」、大人の雰囲気も感じさせる「Secret love」と畳みかけるように歌い挙げ、「Love SPLASH」で本編を締めくくった。

アンコールではそれぞれメンバーカラーのTシャツに身を包み再びトロッコで登場。「これからみなさんを逮捕しに行きます!」と「Police hunter」を披露。さらに「夢喰いヴァンパイア」、「Hero」でファンとの一体感を高めた。

そして、最終公演も終わりの時間が近づく。
最後のMCではメンバーそれぞれが今の気持ちを伝えた。
清春は「今日は来ていただき、配信を見ていただきありがとうございました。延期になってしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですけど、本当にたくさんメッセージをいただきまして、そのメッセージを見てこの1ヶ月間がんばろうって思えた」と言ったあと、「やばい、泣く」と言葉を切った。実は、今回の公演はもともと8月に予定されていたものだったが、メンバーの清春とさつきの新型コロナ感染もあり、9月に延期となっていた。

清春はこらえきれない涙をぬぐいながら「6人でこうやってみなさんの前でパフォーマンスできたことが本当に嬉しいです。これからももっともっとがんばるのでついてきてください」と言うと、会場からは暖かい拍手があふれた。

さつきは「みんなのメッセージのおかげで元気になることができました」と、この1ヶ月のことを回顧。「たくさんのいいメッセージが来る分、悪いメッセージが来ることもある。100個いいメッセージが来ても、1個の悪いメッセージのことばっかり考えちゃうこともあると思う。みんなもたくさんいいことがあっても1個の悪いことばっかりを考えたり落ち込んじゃったりすることもあると思うんですけど、みんなには僕らがついているので、どうか日々を生きてください」と涙をにじませながら伝えた。

「今日は泣かないって決めていたんだけど…」

涼雅は「デビューしたときから比べると、こんなにもたくさんの人が来てくれて僕たちのライブを観てくれているんだな、ということが本当に本当に幸せです。みなさんの顔を見るとにすごく安心するし本当に支えていただいてありがとうございます」とファンに伝え、「僕たちだけではなく、(ファンの)みなさんも、ライブに関わってくださってるスタッフのみなさん、本当にたくさんの人に支えられていて、本当に感謝しています」と9bicに関わる全ての人への感謝の言葉を口にした。

三波斗もスタッフや関係者への感謝の言葉と共に「僕はみなさんが本当に大好きです。まだまだダンスも歌もまだまだな僕たちですけど、3年、4年、5年とここにいるみんなと一緒にがんばっていきたいです」と決意を口にした。

小太郎は「僕たちはデビューして2年経つんですけど、この2年は10年ぐらいに感じるほど濃いもので、楽しいことも辛いことも9bicみんなで乗り越えてきたし、ファンのみなさん、プロデューサーさんやマネージャーさん、たくさんの人の力がいたからこそ乗り越えられた。本当にいろんな人の力が合わさってこんな大きな会場でやらせてもらって、今日どれだけの大人の人が関わっているんだろう、って考えてたら鳥肌が立ってきちゃって」とこの日ステージに立っていることの喜びをかみしめた。そして「こんな僕たちをのために、こんな幸せにしてくれて本当にありがとうございます。なので僕たちもこれからみなさんに精いっぱい恩返ししていけるように活動していくので、皆さん楽しみにしてくれていたら嬉しいです」と最後まで笑顔を絶やさなかった。

そして最後、慶一郎は「今日は泣かないって決めていた」と言い、涙をこらえるようにときどき天井を仰ぎながら、「9bicのことをこれだけたくさんの人が待ってくれていて、応援してくれてて、本当に幸せなんだな、とステージに立ちながら思っていました。こうやってみんなが集まってくれることが当たり前じゃないし、これだけの人が僕たちのために集まってくれるっていうことが僕たちにとってかけがえのない宝物。いつも応援してくれてそばにいてくれて本当にありがとうございます」と全てのファンにお礼を伝えた。 そして、「正直、9bicみんながデビューしたとき、こんな大きなステージに立てるなんて思ってなかった。豊洲PITですら実感が湧かなかったのに、ぴあアリーナに立てるという幸せをくれて本当にありがとうございます。これからもたくさん恩返しをしていくので、僕たち6人についてきてくれたら嬉しいです」と締めくくった。

ラスト6人で肩を組んでスタートしたのは「congruity」。「ひとりも欠けちゃいけないぼくらの物語」という歌い出しは、まさに9bicとファンにもぴったりな曲なのかもしれない。

さらに、この日は最終公演ということもあり、ダブルアンコールも!「klaxon」を歌い上げ、
最後は小太郎の「やりたいことがあるんだけど」という提案で、全員で手を繋いで挨拶。マイクなしの生声で「今日は本当にありがとうございました!」と声をそろえ、今のありったけの気持ちを届けた。

終演後には「7m!n」とのツーマンライブ「WAIWAI LIVE 2021~X’mas Edition~」が12月26日にぴあアリーナMMで開催されることが発表された。
2022年にはZepp Tourも控えている9bic。
今回のツアータイトル「9BICARide」には「1周年も2周年も3周年も、この先もずっと一緒に突き進んでいこうという意味が込められています」とライブ冒頭で語っていた小太郎。彼らの勢いはこれからも増していくばかりに違いない。

写真提供:WAIWAI

終演後のメンバーからのコメント動画が到着!

ぴあアプリ限定!

アプリで応募プレゼント

メンバーのサイン入り色紙を1名様にプレゼント!

【応募方法】

1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。

こちらからもダウンロードできます

2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!


【セットリスト】
01:klaxon
02:U.F.O. GAME
03:ドクドク
04:カフェラテ
05:ONE!
06:9bic melody~2nd Anniversary ver.~
07:WOLF
08:creature
09:革命シューター
10:そんなの好きになっちゃうじゃん -performed by BLOC from 9bic ver.-
11:gimme
12:ハコイリムスコ2
13:99%
14:中辛エクスタシー
15:Campanula
16:proof
17:Aaliyah
18:Secret love
19:Love SPLASH
ec-1:Police hunter
ec-2:夢喰いヴァンパイア
ec-3:Hero
ec-4:congruity
w-en:klaxon

▼9bic official Links
Official site https://9bicofficial.net
Download & Streaming https://big-up.style/artists/161420
Official Fanclub『9bic House』 https://9bicfc.net
Twitter https://twitter.com/9bic_official
Instagram https://www.instagram.com/9bic_official
Tiktok https://vt.tiktok.com/ZSC45wFN/

【WAIWAI LIVE 2021 ~X’mas Edition~】
■出演者
9bic / 7m!n

■会場
ぴあアリーナMM

■開催日時
2021/12/26(日)
1部 13:30 開演 ( 12:00 開場 )
2部 18:30 開演 ( 17:00 開場 )

詳細はこちら:
https://9bicfc.net/contents/445606

【WAIWAI POP-UP SHOP】
■開催場所
『東京』SHIBUYA109 渋谷店 8F DISP!!!
『大阪』SHIBUYA109 阿倍野店 DISP!!!

■開催期間
2021年9月18日(土)~ 2021年9月29日(水)

■営業時間
SHIBUYA109 渋谷店 11:00~20:00
SHIBUYA109 阿倍野店 10:00~20:00
(※営業時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承下さい。)

詳細はこちら:
https://7minofficial.net/2021/08/19/1183/

【9bic Zepp Tour 2022】
■ツアー日程
1/9(日) Zepp Nagoya
1/16(日) Zepp Sapporo
1/23(日) Zepp Fukuoka
1/30(日) Zepp Osaka Bayside
2/6(日) Zepp Haneda

ツアー詳細はオフィシャルサイトより後日発表:
https://9bicofficial.net/

取材・文/ふくだりょうこ

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