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多様な性と生描く『タッチ・ミー・ノット』 劇場と「仮設の映画館」で公開

CINRA.NET

20/4/17(金) 15:00

©Touch Me Not - Adina Pintilie

映画『タッチ・ミー・ノット~ローラと秘密のカウンセリング~』が、6月6日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開、「仮設の映画館」で配信される。

『第68回ベルリン国際映画祭』金熊賞を獲得した同作は、実在する障がい者やトランスジェンダーなど「マイノリティ」と呼ばれる人々の「性」にフォーカスした作品。人に触れられることに拒否反応を起こす障がいを抱えるローラ、病により全身の毛がないトーマス、自由に四肢を動かせないクリスチャンら様々な症状を抱える人たちが、互いの身体に触れ合うことで自分を見つめていくというあらすじだ。原題は『TOUCH ME NOT』。R-18作品。

監督を務めたのは、同作が長編デビュー作となるルーマニア出身のアディナ・ピンティリエ。出演者にはピンティリエ監督をはじめ、ローラ・ベンソン、トーマス・レマルキス、クリスチャン・バイエルライン、グリット・ウーレマン、ハンナ・ホフマン、シーニー・ラブ、イルメナ・チチコワらが名を連ねる。

今回の発表とあわせて予告編、メインビジュアル、場面写真が公開。作品を多くの方に届けるためのクラウドファンディングも実施されている。

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