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MAN WITH A MISSION、ファンと過ごした祝祭感溢れる時間 10周年プロジェクトがついに始動

リアルサウンド

20/2/14(金) 8:00

 MAN WITH A MISSION(以下、マンウィズ)が、2月9日にZepp Tokyoにて『MAN WITH A “10th” MISSION 爆誕祭~TRACE the HISTORY 公開直前SP~』を開催した。

(関連:MAN WITH A MISSIONが生み出す、“歌モノ”の魅力 『Mステ』歌唱の「Remember Me」などから考える

 2010年2月9日に結成したマンウィズにとって、この日は結成10周年記念日。10周年プロジェクト「MAN WITH A “10th” MISSION」の始動を見届けようと、Zepp Tokyoに加え、全国の映画館でもライブビューイングにて中継された。

 爆誕祭は、スペシャルライブ、2月14日に上映開始となるドキュメンタリー映画『MAN WITH A MISSION THE MOVIE -TRACE the HISTORY-』の一部公開、トークセッションの3部構成。約1時間のスペシャルライブは、「DON’T LOSE YOURSELF」「DANCE EVERYBODY」「Mash UP the DJ!」……と2010年にリリースしたインディーズ1stアルバム『WELCOME TO THE NEW WORLD』から2011年リリースのメジャー1stアルバム『MAN WITH A MISSION』を経て、順にアルバムの1曲目を披露していくセットリストでスタートした。

 Jean-Ken Johnnyは、「今日ハオ祭リデス! 思イノ丈ヲ全部ブツケテクダサイ!」と声を張り上げ、DJ Santa Monicaは「Survivor」でステージからフロアにダイブし、会場をヒートアップさせていく。「2020年ハミナサンヲ一瞬足リトモ飽キサセナイ10周年イヤーニシマスノデ、今日ヲ皮切リニ狼達カラ目ヲ離サナイデ」とJean-Ken Johnnyが誓い「2045」、そしてマンウィズの代表曲の一つとなった「Remember Me」で会場はエモーショナルな空気に包まれた。

 5匹がステージを捌けるとステージにはスクリーンが登場。10周年プロジェクトの一部として、8月29日、30日に『FUJI ROCK FESTIVAL』の会場である苗場スキー場で野外フェス&ワンマンライブ『THE MISSION』の開催を発表した。フジロックのメインステージであるGREEN STAGEをそのままジャックし、親交のある国内外のアーティストが集結したフェス、史上初の野外ワンマンライブを行う。さらに、10年間の活動で生まれた数々の楽曲達をコンパイルした3作品のリリースが決定。シングルB面曲とカバー曲をコンパイルした『MAN WITH A “B-SIDES & COVERS” MISSION』、REMIX作品を収録した『MAN WITH A “REMIX” MISSION』、10年間の代表曲を集めた『MAN WITH A “BEST” MISSION』が、続けて発売となる。

 “焼肉”コールに応え、再びステージに登場した5匹。Jean-Ken Johnnyは、「イロイロナコトガアリマシタケド、タッタ10年間トイウ気モ、アットイウ間ダッタナ、長カッタナトイウ気モシテイマス」と10年間を振り返りながら、「コノバンドデ自分達ニ誇リヲ持ッテイマスケレドモ、ソレ以上ニ誇リニ思ウノハ歴史ヲ作ッテクレタノハ、マゴウコトナキミナサンダト思イマス。10年間アリガトウゴザイマシタ」とバンドを支え続けたファンに感謝を告げる。「コノ歴史ヲ讃エルト共ニ、ミナサンニ捧ゲルツモリデ」と前置きし初披露したのは、ドキュメンタリー映画の主題歌であり、『B-SIDES & COVERS』に収録される「The Victors」だ。さらに、同じくライブ初披露のスーパーラグビー「サンウルブズ」2020シーズン公式テーマソングに決定している「FLY AGAIN -Hero’s Anthem-」でライブを締めくくった。

 ドキュメンタリー映画の一部が公開された後は、Jean-Ken Johnnyとチェンコ塚越監督によるトークセッションが開かれた。映画は、マンウィズの10年間のヒストリーをアメリカ人ジャーナリストのカール・クーパーがデビュー時から取材し続けた映像を使用した構成となっている。

 マンウィズは、日本語を話せるのはJean-Ken Johnnyのみだが、映画内では狼専用翻訳機「ガウトーク」を使用し、ほかメンバーの貴重な肉声も映し出されているという。さらに、TAKUMA(10-FEET)、MAH(SiM)、MASATO(coldrain)、TOSHI-LOW(BRAHMAN、OAU)、布袋寅泰、東京スカパラダイスオーケストラ、Zebraheadといった国内外アーティストからのインタビューも映画には収められている。Jean-Ken Johnnyは、10年前からのファンも、最近マンウィズを知ったファンも楽しめる内容だとアピールしていた。

 さらに、チェンコ塚越監督と入れ替わりで、マンウィズのほかメンバーもトークステージに登場し、フリップで『THE MISSION』とアルバム3部作をアピール。DJ Santa Monicaは「モノマネデ」とぺこぱの松陰寺太勇の髪を振り乱す動きで、10周年プロジェクトを体現した。最後は、ステージに「狼祝10周年」と書かれたバースデーケーキが登場。祝祭感溢れる空気の中、マンウィズは10周年プロジェクトのスタートを切った。(渡辺彰浩)

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