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いのうえひでのり、高田聖子、入江雅人ら、「劇場の灯を消すな!サンシャイン劇場編」よりコメント到着

ぴあ

20/7/27(月) 11:39

撮影:宮川舞子

8月1日にWOWOWにて放送される「劇場の灯を消すな!サンシャイン劇場編 劇団☆新感線40周年!~勝手に?われら青春のサンシャイン!」の出演者より、コメントが寄せられた。

「劇場の灯を消すな!」は、 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、 公演の延期・中止が続いている劇場においてオリジナル番組を制作する、 WOWOWによる演劇プロジェクト。 第2弾は、 劇団☆新感線がこれまで数々の公演を行なってきた東京・池袋のサンシャイン劇場を舞台に番組制作を行なう。

サンシャイン劇場の支配人山本和彦氏は、「劇場がこだわってきた『何か面白い事』を再び皆様に発信できること、 大変嬉しく思っております」と喜びのコメント。収録を終えた、演出のいのうえひでのりは、「劇団は40年になりますから、 もうこうなってくると人生……というか結果的に人生になっちゃった(笑)。 その中でもサンシャイン劇場は『ネタものの聖地』です。 劇団の分岐点、 エポックな作品が生まれた場所で、 大変なこともあった分、 思い入れが特に深い劇場ですね」と感慨深い様子。

出演した高田聖子は、「舞台は観客と演者のお互いの緊張が、 触らないけど濃厚接触する時間、 空間なんです。 客と演者の“秘めごと”なんですよ」と改めて舞台の魅力を語ると、同じく出演の入江雅人は、「舞台はもちろん“生”が一番ですが、 こういう時期でなかったらいのうえさん演出の朗読劇は生まれなかったと思います。 ヘビメタが鳴り響かないいのうえ作品を是非観てほしいですね」とその魅力をアピールした。

コメントの全文は下記の通り。

いのうえひでのり
今回朗読劇を演出させて頂きましたが、 あまり経験がなかったので収録が終わってほっとしました。 面白かった。 劇団は40年になりますから、 もうこうなってくると人生…というか結果的に人生になっちゃった(笑)。 その中でもサンシャイン劇場は「ネタものの聖地」です。 劇団の分岐点、 エポックな作品が生まれた場所で、 大変なこともあった分、 思い入れが特に深い劇場ですね。 今日劇場に来て改めてワクワクするなと思いました。 命が沸き立ちます。 劇場にはそういう力がある。 一刻も早く戻ってきたいですね。

高田聖子
久しぶりの劇場で嬉しくて舞い上がってしまって緊張しました(笑)。 サンシャイン劇場は若い時から大変お世話になっていて、 昔は楽屋が畳敷きだったんですよ。 奈落にあった部屋も覚えています。 新感線は、 年を取っても先輩後輩の間柄が変わらないから、 ずーっと青春のまま、 不思議な感じです。 舞台は観客と演者のお互いの緊張が、 触らないけど濃厚接触する時間、 空間なんです。 客と演者の“秘めごと”なんですよ。 この番組を見て興味を持って貰えたら小さな入り口の秘密の花園にいらしてください。 早く皆さんに劇場でお会いしたいです。

入江雅人
朗読劇なので単純に読めばいいと思っていたんですけど、 さすがいのうえさん、 朗読で動かせるんですよ(笑)。 久しぶりに緊張しました。 僕が新感線に参加したのはここサンシャイン劇場でやった「レッツゴー!忍法帖」(04年)です。 元々サンシャインシティが好きでしたね、 水族館とか。 新感線とはほぼ同世代で、 大阪時代から面白いと評判でしたが、 どんどん進化してまさかこんなすごい劇団になるとは思いませんでした(笑)。 舞台はもちろん“生”が一番ですが、 こういう時期でなかったらいのうえさん演出の朗読劇は生まれなかったと思います。 ヘビメタが鳴り響かないいのうえ作品を是非観てほしいですね。

粟根まこと
久しぶりにサンシャイン劇場に来て、 楽屋に入り、 衣装に着替えて鏡を見た時に「うわー懐かしい」と実感しました。 サンシャイン劇場は劇団の成長過程と重なる劇場です。 大阪から出てきて高田馬場にウィークリーマンションを借りてJRで2駅、 駅からサンシャイン通りを歩いてサンシャインシティへという道のりがすごく懐かしい。 劇団はもう人生そのもので、 劇団員は親戚みたいなもの。 次いつ会えるかわからないので、 早く親戚のオジさんオバさん甥っ子姪っ子に会ってバカ騒ぎしたいなあ(笑)。 今日舞台に立って、 お客様がいない客席を見るととても“歯がゆさ”を感じました。 劇場が再開されたその時には、 また大笑いをしに足を運んでください!

中井美穂
いのうえひでのりさんに演劇ライターの徳永京子さんが聞きたいことを全部ぶつける!という贅沢なコーナーの聞き手として参加できて幸せでした。 劇団☆新感線はディズニーランドみたいな劇団です。 小道具、 音響、 照明すべて凄い!思いきり泣いて笑って、 「明日も頑張ろう!」とエネルギー満タンになって帰れます。 サンシャイン劇場は2.5次元などの公演も多いので若い人も馴染みがある劇場ではないでしょうか。 演劇はやはり“生”で観ることが醍醐味。 私も少しでも演劇界の力になれるよう頑張りながら、 劇場で万雷の拍手がおくれる日を待ちたいと思っています。

■番組情報
「劇場の灯を消すな!サンシャイン劇場編 劇団☆新感線40周年!~勝手に?われら青春のサンシャイン!」
8月1日(土)夜8:00 [WOWOWライブ] [WOWOWメンバーズオンデマンド]

朗読劇 井上ひさし「十二人の手紙」より「鍵」
演出:いのうえひでのり 出演:高田聖子、 入江雅人
勝手な劇場案内 出演:粟根まこと
勝手な座談会 出演:池田成志、 松雪泰子、 勝地 涼 / 古田新太、 橋本じゅん、中谷さとみ
勝手な聞き放談 出演:いのうえひでのり、 徳永京子 司会進行:中井美穂
ナレーション:中谷さとみ、 保坂エマ
収録場所:東京 サンシャイン劇場

番組公式サイト:https://www.wowow.co.jp/gekijyo/

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