M・ナイト・シャマラン監督作「ミスター・ガラス」より、本日12月21日に70歳の誕生日を迎えたサミュエル・L・ジャクソンのインタビューが到着した。

2000年公開作「アンブレイカブル」の続編にあたる本作は、ある施設に集められた特殊能力を持つ3人の男に関する“禁断の研究”を描くサスペンススリラー。ジャクソンはガラスのように繊細な体を持つ“ミスター・ガラス”を演じており、ブルース・ウィリスが不死身の肉体を持つ男デヴィッド・ダン、ジェームズ・マカヴォイが多重人格者ケヴィンに扮した。

前作から18年ぶりにミスター・ガラスを演じることについて、ジャクソンは「彼は前より歳を取っているよ（笑）。それだけだ」と冗談を交えつつも「この役は僕が演じてきた中でも黙っているシーンが多いんだ。周囲で何かが起こっているときもただ聞き役に徹している。でも頭の中ではいろんなことが常に駆け巡っているんだ」と語る。撮影中に大変だったことについては「（マカヴォイ演じる）ケヴィンが7人の人格同士で論議をしているときも、面白がることなく静観していないといけない。それは少し大変だったかな。内心すごく面白いと思っていたからね」と明かした。

また、シャマランと精神科医ステイプル役のサラ・ポールソンがジャクソンについて語ったインタビューも公開。シャマランは「彼はぐちぐち言ってみせるのが好きだよ（笑）。でもそれは表面だけで、ずっと深いところでキャラクターを演じている。本当のアーティストだからね」と信頼を寄せ、ポールソンは撮影を振り返り「世界情勢から、昨夜何を食べたか、なんてことまで色々話したわ。映画スターたちとの共演にすごく緊張していたけど、彼のおかげでものすごく落ち着くことができたの」と述べた。

「ミスター・ガラス」は、1月18日より全国ロードショー。

(c)Universal Pictures