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小林勝也演出で、文学座附属演劇研究所が「痕跡(あとあと)」に挑む

ナタリー

文学座附属演劇研究所 研修科発表会「痕跡(あとあと)」チラシ

文学座附属演劇研究所 研修科発表会「痕跡(あとあと)」が、9月30日から10月3日まで東京・文学座アトリエで上演される。

「痕跡(あとあと)」は、桑原裕子率いるKAKUTAにて2014年に初演され、第18回鶴屋南北戯曲賞を受賞したほか、第59回岸田國士戯曲賞の最終候補にもなった作品。今回は、桑原作・演出の「荒れ野」で好演した、文学座の小林勝也が演出を手がける。

上演に向け、小林は「私は桑原裕子のファンの一人です」と言い、「研修生たちと、桑原作品の魅力を共有し、みなさんにも味わってもらいたいと思います」と意気込みを述べる。また文学座附属演劇研究所は「厳しい状況に対峙しながら創造意欲を絶やさない研究生達が作る発表会は、演劇界の未来の希望を感じさせてくれるに違いないと思っております。僅かな客席数での発表会となりますが、次代を担う研究生達に注目していただければ幸いです」とメッセージを送った。チケットの予約は9月18日19:00にスタート。

小林勝也コメント

私は桑原裕子のファンの一人です。

彼女が作家であり演出家であり女優であるというスーパーウーマンでありながら、その作品は、今、現実に生きる人々へのやさしさに満ちている。

人がある時に決断をしなければいけない時、何よりも他者への思いやりにあふれる。

研修生たちと、桑原作品の魅力を共有し、みなさんにも味わってもらいたいと思います。

文学座附属演劇研究所コメント

コロナ禍になり、さまざまな制約の中でのカリキュラムとなっておりますが、研究生達は真摯に自分たちの現在と未来を見つめて取り組んでいます。

厳しい状況に対峙しながら創造意欲を絶やさない研究生達が作る発表会は、演劇界の未来の希望を感じさせてくれるに違いないと思っております。

僅かな客席数での発表会となりますが、次代を担う研究生達に注目していただければ幸いです。

文学座附属演劇研究所 研修科発表会「痕跡(あとあと)」

2021年9月30日(木)~10月3日(日)
東京都文学座アトリエ

作:桑原裕子
演出:小林勝也

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