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命名されて5周年!さくらしめじ、歌とギターに添えた感謝の気持ち

ナタリー

19/11/25(月) 10:55

「さくらしめじ祝5周年企画第3弾!スペシャルライブ【夜の会】森のきのこの音楽会~歌とギターとさくらしめじ。そして、きのこりあんを添えて~」で撮影された記念写真。(撮影:鈴木友莉)

さくらしめじが昨日11月24日に東京・マイナビBLITZ赤坂でワンマンライブ「さくらしめじ祝5周年企画第3弾!スペシャルライブ」を行った。

11月24日は “ガク&ヒョウガ”として結成された2人が、さくらしめじというユニット名を命名された日。結成5周年企画の第3弾であるマイナビBLITZ赤坂ワンマンはバンド編成の昼公演「改めましてさくらしめじと申します。大・大・大祝祭!ドドン!とお祝いしてくれYO!」と、弾き語りライブの夜公演「森のきのこの音楽会~歌とギターとさくらしめじ。そして、きのこりあんを添えて~」からなる2部構成で開催された。この記事では夜公演の模様をレポートする。

場内が暗転し、ステージ上のしめじ型のライトの光だけが点灯する中、田中雅功と高田彪我は不安や孤独を抱える10代に向けたメッセージソング「同じ雲の下」をアカペラで歌い始める。森をイメージしたステージ上から息の合ったハーモニーを響かせたのち、勢いよくギターをかき鳴らして序盤からきのこりあん(さくらしめじファンの呼称)の心を惹き付けた。チケットがソールドアウトしたことに感謝の気持ちを述べ、きのこりあんを席から立たせた2人は続いて「てぃーけーじー」を披露。“てぃーけーじーダンス“を踊らせたり、客席を4ブロックに分けて「まぜ!」というコールを叫ばせたりと、観客を巻き込んでのパフォーマンスで会場の一体感を高めた。さらに彼らは入場時に配布された紙をもとに、「しりとり」の曲中にきのこりあんとしりとりを繰り広げた。

次のブロックでコレサワの提供曲「届けそこねたラブソング」やフォークバラード「またたび」をじっくりと歌い上げたさくらしめじは、5年前の日をしみじみと振り返る。彪我は「さくらしめじという名前をサプライズで知らされてびっくりしました」「ずっと泣いてましたね」と語り、雅功も「1stシングルの発売も決定して、あの日は一生忘れられないでしょうね」と続けた。また彪我はラジオやテレビ番組の出演時に「どっちがさくらで、どっちがしめじなの?」とよく聞かれることを明かし、「2人でさくらしめじでーす!」と改めて宣言した。

ライブ後半、2人は自分たちのアコースティックギターの演奏に加え、迫力のオケとまばゆい照明と共にステージを展開。アッパーチューン「いーでぃーえむ」などで場内の温度を上昇させていく。「ねこの16ビート」では彪我が父親のエレキギターを携え、歪みの利いたギターソロを響かせた。MCでひと息ついた彪我は、客席を見渡しながら「この間考えたんですよ。『さくらしめじってなんだろうな』って。何があったとしても、さくらしめじはさくらしめじであり続けると思うんですよ。誰かの心の中にあるだけで、さくらしめじは続いていくと思うんです」と語りだす。雅功も「終わるの!?」とツッコみつつ、「曲を聴いていないときでも、『さくらしめじのあの曲いいな』と思う瞬間があればいいなと思いました。僕らは今、あなたの心の中に胞子を撒いています」と彪我の発言に続けた。そして彪我による「We are さくらしめじ!」のコール&レスポンスを経て、ライブはラストスパートへ。彼らは「えそらごと」「ひだりむね」を熱唱したあと、名嘉俊(HY)提供のメッセージソング「合言葉」でシンガロングを巻き起こし、カラフルな紙吹雪で彩られたステージをあとにした。

アンコールでは鯛の着ぐるみを着たスタッフがサプライズで登場。スタッフ一同からの“祝い状“が届けられたほか、2020年3月30日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で高校生最後のワンマンライブ「さくらしめじ祝5周年企画第5弾!『世界イチHAPPYな卒業式やりまーす!(仮)』」が行われることが発表され、会場が沸き立つ。この発表を受け、雅功は「大人になるのにどこか寂しい気持ちがあったんですよ。でも、少ない時間を大切にして、大人になってもみんなと楽しめるように今を一生懸命生きようと、そう思いました」と挨拶。彪我は「どんどんいろんなステージでやっていくにつれて、自分たちも成長していくべき点がいっぱいあるなと思うので、がんばっていこう」と話し、雅功と拳を合わせた。

最後にさくらしめじはきのこりあんへの感謝の気持ちを込めて「さんきゅう」を歌唱。雅功は「5周年から先も早いのかなと思いますが、それは皆さんと楽しい時間を過ごしていくからなんだろうなと。自分はまだまだで、『なんでいつもうまくいかないんだろうな』と思うんですけど、皆さんの声を聞くとそういうことがどうでもよくなります。皆さんとずっとずっと楽しんでいられればなと思います」と言葉を紡ぐ。彪我は「曲を通じていろんな人とつながれることが僕にとって幸せです。これから僕たちさくらしめじは多少変わっていくこともあるだろうけれど、歌を歌う楽しみはずっと持っていけたらいいなと思います」「みんなでライブを作った今日この日が記念日になると思います」と語り、金テープが舞う中でライブを締めくくった。

さくらしめじ「さくらしめじ祝5周年企画第3弾!スペシャルライブ【夜の会】森のきのこの音楽会~歌とギターとさくらしめじ。そして、きのこりあんを添えて~」2019年11月24日 マイナビBLITZ赤坂 セットリスト

01. 同じ雲の下
02. まよなかぴくにっく
03. てぃーけーじー
04. ケセラセラララ
05. しりとり
06. 届けそこねたラブソング
07. またたび
08. 青春の唄
09. お返しの約束
10. My Sunshine
11. いーでぃーえむ
12. ねこの16ビート
13. えそらごと
14. ひだりむね
15. 合言葉
<アンコール>
16. さんきゅう

さくらしめじ祝5周年企画第5弾!「世界イチHAPPYな卒業式やりまーす!(仮)」

2020年3月30日(月)東京都 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

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