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向井理、シングルファザー役で新ドラマ『10の秘密』主演 共演に仲間由紀恵、仲里依紗、渡部篤郎ら

リアルサウンド

19/11/21(木) 6:00

 向井理が主演を務める連続ドラマ『10の秘密』が、2020年1月期のカンテレ・フジテレビ系火9ドラマ枠で放送されることが決定した。

参考:向井理にセカンドブレイクの兆し 観る者の心をざわつかせる無防備な表情

 『嘘の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)や『チーム・バチスタ』シリーズ(カンテレ・フジテレビ系)の後藤法子によるオリジナル脚本となる本作は、“秘密”のベールに包まれた人間の欲望が暴かれる本格サスペンスドラマ。

 白河圭太は、14歳の娘・瞳と二人暮らしの建築確認検査員。一方的に離婚を通告してきた元妻・由貴子に出て行かれた後は、娘のことだけを考えて自分を犠牲にする生活を送ってきた。瞳とはなんでも話せる関係を築き、「あんな父親が欲しい」と瞳の友人からうらやましがられるほどの理想の父親。そんなある日、圭太のもとに電話がかかってくる。「娘を預かった。命が惜しければ、元妻を探せ」。圭太は、瞳を探すにつれて、別れた妻のセレブな暮らしに隠された秘密を知るばかりか、何でも知っていると思っていた娘にすら、秘密があることを知ってしまう。

 向井が演じる主人公・白河圭太(しらかわ・けいた)は、14歳の娘と二人暮らしの建築確認検査員。若い頃は建築家を目指し、スタジアムを設計する夢を抱いてアトリエ系設計事務所に就職した。大学時代から付き合っていた由貴子と結婚し、娘も生まれた。多忙の中、一級建築士の資格をとり設計のチャンスも増え、実家近くに一軒家を購入するなど順風満帆に見えたが、ある事件をきっかけに由貴子との関係が悪くなり、離婚を切り出され、シングルファザーとなった。勤めていた設計事務所を辞め、建築検査会社に就職してからは、日々、住宅・マンションの建築現場で地道な検査を行っている。“娘第一主義”で何でも話せる良い関係を築き、今では、娘の友達からうらやましがられるほどの理想の父親となったが、そんな圭太に突然ふりかかった“娘の誘拐”。そのことがきっかけで、想像を絶する展開が巻き起こる。なお、向井にとってカンテレ制作の連続ドラマ主演は、2012年1月期『ハングリー!』以来、8年ぶりとなる。

 向井を支えるキャストには、仲間由紀恵、仲里依紗、渡部篤郎らが決定。仲間が演じる仙台由貴子(せんだい・ゆきこ)は、圭太の元妻で大手建設会社の顧問弁護士だ。貧しい家で育ち、努力して這い上がってきたため、「上を目指したい」が口癖。圭太との間に一人娘をもうけたが、“仕事に専念したい”と、離婚届を置いて家を出た。その後、ある“秘密”を抱え、消息を絶つ。仲が演じる石川菜七子(いしかわ・ななこ)は、圭太の家の近所に住む保育士。圭太とは母親同士が友人で、幼い頃から家を行き来する兄妹のような仲だ。面倒見のいい性格で、保育園での父母からの評判も良いが、菜七子もまた、ある“秘密”を抱えている。渡部が演じる宇都宮竜二(うつのみや・りゅうじ)は、由貴子が顧問弁護士を務める大手建設会社の社員。上昇志向の強い由貴子に興味を持ち、互いに認め合うようになった。会社の“秘密”を守るため、圭太や由貴子に関わっていく。

 そのほか、山田杏奈、高島豪志、堀田茜、河村花、遠藤雄弥、藤原光博、山野海、名取裕子らが共演に名を連ねた。

【向井理 コメント】
■このドラマの企画、そして脚本を読んだ時の印象
一つの秘密が明らかになっても、まだ他の秘密が出てくるという迷宮のようなドラマだと感じました。秘密が明らかになっていくにつれ、どんどん台本を読むスピードが速くなってしまい、読んでいるだけでもストーリーに巻き込まれていくスピード感がありました。後半になると、よりスピード感が増していくんだろうなという、あっという間に読み終えてしまうような展開です。とても謎が多いのですが、一度ではなく何度も見直すとよりストーリーに入り込めるドラマになるのではないかと思います。

■主演の意気込みなど
今回は、頼れる主人公ではないので、秘密に翻弄(ほんろう)され巻き込まれていくさまをいかにさらけ出していけるかということが勝負ですが、僕自身演じ方を考えながらあまり気負わずに頑張っていければと思います。とても深い作品になると思いますので、チーム一丸となって作り上げていきたいです。

■視聴者に向けてメッセージ
秘密が多いドラマなので、1時間の楽しみだけではなく、放送中にでた宿題を次の週の火曜日までに考えていただくような作品にできればと思います。視聴者のみなさんと一緒に楽しんでドラマを作っていきたいです。

【仲間由紀恵 コメント】
■このドラマの企画、そして脚本を読んだ時の印象
一見幸せな家族の日常の中に、ちょっとドキっとするような事件が起こるところから物語がスタートします。秘密を抱えている登場人物たちの裏で、さまざまな事情・思惑が渦巻いていて、この作品の後半を予感させる始まりになっているところが、まず面白いなと思いました。
これから回を追うごとに、知らなかった秘密、知らなかった人の姿が次々と明かされていきます。驚がくの事実をぜひお楽しみください。

■視聴者に向けてメッセージ
久しぶりにサスペンスのドラマに入りますが、見ている人たちを時々“ドキッと”させるような言動があり、徐々に秘密や謎が解き明かされていきます。
向井さんご自身も、何も考えずに役に合わせて、自分も一緒に秘密に翻弄(ほんろう)されていくと仰られていたので、視聴者の皆さんも主人公である向井さんと同じ気持ちになって『10の秘密』に巻き込まれながら、最後まで楽しんで見て頂ければ幸いです。

【仲里依紗 コメント】
■このドラマの企画、そして脚本を読んだ時の印象
最初に台本を読んだときは、今回演じる菜七子に対し、元気でさっぱりしている役に感じました。また、登場人物それぞれに抱えているものがあり、誰を信じたらいいのかなと思いました。

■視聴者に向けてメッセージ
このドラマには、たくさんの秘密が存在するので、私自身も先々がどうなっていくのか、今からとてもワクワクしています。私にも秘密があるのか、楽しみにしていて下さい。

【渡部篤郎 コメント】
■このドラマの企画、そして脚本を読んだ時の印象
全体的な物語の流れもありますが、一話一話登場人物の善悪が見られて、新しい試みだなと思いました。俳優としての力を試される作品になるんじゃないかと思います。
脚本については、一話一話きちっと演じていくことで、ゴールできるのではないかなと思う作品です。
向井くんの繊細な部分と真面目な部分が、とてもこの役にぴったりだと思います。こういう役は、彼にしか出来ないんじゃないかな。

■視聴者に向けてメッセージ
展開として、人の心の機微みたいなところが、一話一話変わっていくので、そういった部分を楽しみにしてもらいたいですね、新しいドラマだと思います。

【河西秀幸 プロデューサー(カンテレ)コメント】
タイトルの通り、このドラマには「秘密」がちりばめられています。それは、登場人物の秘密だったり、ある企業の秘密だったり、暴かれると人の運命がガラッと変わってしまう危うさを秘めたものばかりです。だからこそ、千差万別の秘密が次々と明るみに出るにつれて、とんでもない展開に発展します。
主人公は良き父として、娘のために自分を犠牲にしてきたような男です。生き方に不器用だったり、びっくりするくらいの危険な行動に出る熱さもあったり。そんな娘想いの愛すべき主人公を向井理さんにお願いしました。知的でパーフェクトなイメージがあるからこそ、喜怒哀楽に満ちた人間くさい役を今の向井さんに演じて頂くことが、とても新鮮で面白いドラマのエンジンになると期待しております。
ミステリアスな元妻役・仲間由紀恵さんはじめ、仲里依紗さんや渡部篤郎さんなど、素敵な共演者の方々のあぶり出されていく秘密とは一体何なのか? 幾度となく謎を投げかけていきます。秘密を推測しながら、怒涛(どとう)のストーリーを楽しんで頂けるとうれしいです。

(リアルサウンド編集部)

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