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「雨に唄えば」演出のジョナサン・チャーチ「今の私たちにぴったりのショー」

ナタリー

左からジョナサン・チャーチ、アダム・クーパー。(撮影:阿部章仁)

ミュージカル「SINGIN' IN THE RAIN ―雨に唄えば―」日本公演に向け、演出家のジョナサン・チャーチのコメントが到着した。

チャーチは「『雨に唄えば』は、このような再開の機会のために創られたようにも感じます。愛とユーモアにあふれ、人生を謳歌しています。観客は、文字通り歌い、踊り、笑いながら劇場を後にするのですが、これは私たちが経験してきたコロナ禍の中ではとても必要なことです」と語り、「3度目の東京公演では、並外れた才能を持つアダム・クーパーがカンパニーを率いていますが、『雨に唄えば』のオリジナル映画が1952年に制作され、1927年に時代設定されていることを思い出しました。この2つの年代は、いずれも戦後のアメリカの復興期であり、人々はエンタテインメントと希望を必要としていました。 さまざまな意味で、今の私たちにぴったりのショーだと思います」とコメントした。

現在、イギリスのサドラーズ・ウェルズ劇場で上演中の本作。日本公演は、来年1月22日から2月13日まで東京・東急シアターオーブで実施される。チケットの一般販売は、9月26日10:00にスタート。

ジョナサン・チャーチ コメント

「雨に唄えば」は、2020年、東京の美しい東急シアターオーブで公演する前に、ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場で公演するはずだったおよそ18カ月後に、私はこの原稿を書いています。この18カ月の間、新型コロナウイルスによって両国と作品に何が起こるか、誰にも想像できませんでした。

パンデミックが終わったわけではありませんが、東京ではオリンピックが世界を魅了し、ロンドンのウエストエンドは再び劇場がオープンし、そしてこの「雨に唄えば」はまさに「最初」の観客たちへの最高にハッピーな上演となりました。希望の光です。 英国の私たちにとっては、長い閉鎖期間の後、他の人々と一緒にライブパフォーマンスを祝い、アーティストや出演者のスキルを再び賞賛することがとても重要だと感じています。

「雨に唄えば」は、このような再開の機会のために創られたようにも感じます。愛とユーモアにあふれ、人生を謳歌しています。観客は、文字通り歌い、踊り、笑いながら劇場を後にするのですが、これは私たちが経験してきたコロナ禍の中ではとても必要なことです。

3度目の東京公演では、並外れた才能を持つアダム・クーパーがカンパニーを率いていますが、「雨に唄えば」のオリジナル映画が1952年に制作され、1927年に時代設定されていることを思い出しました。この2つの年代は、いずれも戦後のアメリカの復興期であり、人々はエンタテインメントと希望を必要としていました。 さまざまな意味で、今の私たちにぴったりのショーだと思います。

また、優れた技術力があり、意欲溢れる出演者のほとんどが18カ月前にこの仕事に同意し、驚くべきことに、1年後に延期となったロンドンと東京公演にも、信念を貫いてプロジェクトに参加してくれるのです。

私たちは、サドラーズ・ウェルズと一緒に、この新しいプロダクションを実現してくれた東京公演のパートナーに深く感謝します。

私たちがこの作品を再び作ることを楽しんだように、皆さんもこの作品を楽しんでください。

「SINGIN' IN THE RAIN ―雨に唄えば―」日本特別公演

2022年1月22日(土)~2月13日(日)
東京都 東急シアターオーブ

演出:ジョナサン・チャーチ
振付:アンドリュー・ライト
出演:アダム・クーパー ほか

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