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ガンダムに乗りたい…北村匠海と松坂桃李「HELLO WORLD」初日に妄想膨らませる

ナタリー

19/9/20(金) 20:10

「HELLO WORLD」初日舞台挨拶の様子。左から伊藤智彦、浜辺美波、北村匠海、松坂桃李、福原遥。

オリジナル劇場アニメ「HELLO WORLD」の初日舞台挨拶が本日9月20日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの北村匠海(DISH//)、松坂桃李、浜辺美波、福原遥、監督の伊藤智彦が登壇した。

2027年の京都を舞台とする「HELLO WORLD」では、内気な高校生・直実が10年後の自分である青年ナオミとともに運命に抗おうとするさまが描かれる。北村が直実、松坂がナオミ役で出演。浜辺は直実のクラスメイトである図書委員・瑠璃、福原は図書委員のアイドル・三鈴に声を当てた。

映像よりも先にセリフを収録するプレスコ方式が採用された本作。北村は「最初はどんな画になるのかわからない状態で。映像ができました、初号観ました、感動しました、やっと皆様のもとに届きます、うれしいですという感じです」とテンポよく心境を伝える。松坂は完成品を観たときの気持ちを「細部へのこだわり方はワクワクします。監督の脳内をのぞき見ているような」と表現した。

映画には神の手(グッドデザイン)と呼ばれるアイテムが登場する。それを手にしたら何をしたいか聞かれた北村は「なんでもできちゃうわけですからね。僕はやっぱりガンダムに乗りたい」と回答。普段、北村とアニメやマンガの話で盛り上がっているという松坂は「エヴァンゲリオンに乗りたいっていうのはあるんですけど、やっぱり螺旋丸。チャクラですね」とうれしそうに話す。浜辺と福原が話に付いて行けずにいると、松坂は「『NARUTO-ナルト-』というマンガがありまして……!」とマンガ愛を炸裂させた。2人の話を聞いていた浜辺は「私そんなに夢のあることが浮かばなくて。マンションを建てて下の階を売ろうかなと思ってました。なんかダメだなあ……ということでお城にします」とコメントし会場に笑いを起こす。福原は「食べるのが大好きなので、いつでもどこでも自分の好きな食べ物を出したいです。焼肉を手で焼いたり」とジェスチャーを交じえながら妄想を膨らませた。

直実が10年後の自分と出会う映画の内容にちなみ、行ってみたい時代を問われた登壇者たち。北村は「アウストラロピテクスとか北京原人と対話したい。割り箸とかでびっくりさせたいですね。『手が汚れない!』みたいな」と独特の願いを明かす。浜辺も「自分が小学校1、2年生のときに戻りたいです。そのときにどれくらい脂肪細胞があるかによってその後の太りやすさが変わるらしいんですよ。だから食指導をしてあげたい」と特有の思いを伝え、松坂に「現実的すぎるわ!」とツッコまれた。

続いて北村と松坂が互いの10年後を妄想する。北村が「松坂さんにはアニメーションの監督にチャレンジしてほしい。ぜひ出たい」と言うと、松坂は「ハードルが高い! そのときは監督に助けてもらえるんですかね?」と伊藤に目配せ。伊藤は「クリエイティブスーパーバイザーをやりますよ」とやる気を見せた。また松坂は北村の10年後を「海外に羽ばたいているんじゃないでしょうか」と想像し、「海外作品の一発目として私の作品を」と先ほどの話に乗る形でアピール。北村は「海外作品だったんですね?(笑) ぜひやりましょう!」と意気込んだ。

最後に北村は「初めて声優をやらせていただいたのがこの映画でよかったです。新しい扉をこじ開けられたと思います」と作品に対する感謝の気持ちを述べた。

(c)2019「HELLO WORLD」製作委員会

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