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上白石萌歌の主演でマンガ「子供はわかってあげない」映画化、監督は沖田修一

ナタリー

19/11/11(月) 7:00

左から細田佳央太演じる門司昭平、上白石萌歌演じる朔田美波。

上白石萌歌の主演で、田島列島のマンガ「子供はわかってあげない」が実写映画化。「横道世之介」「モリのいる場所」で知られる沖田修一が監督を務める。

原作は2014年にモーニング誌上にて連載され、マンガ大賞2015で2位にランクインした田島の長編デビュー作。映画では上白石演じる水泳部所属の高校2年生・朔田美波を主人公に、初めての恋や父親探しなど、ひと夏の冒険が描かれる。「町田くんの世界」の細田佳央太が、美波と学校の屋上で出会う書道部員の“もじくん”こと門司昭平を演じた。

かねてから沖田作品のファンだったという上白石は「ずっと沖田監督の世界で息をしていたくて、撮影が終わるのがとても寂しかったです」と撮影を振り返りつつ、「10代最後の夏はすべての想いをこの作品に込めました。きっと人生の宝になります」と語っている。

沖田がマンガ原作の実写映画を手がけるのはこれが初めて。「高校生の青春」というテーマを熱望していたそうで、「田島列島さんの描かれた、独特のユーモアのようなものを、映画にするのが、難しそうでしたが、それ以上に楽しそうで、挑戦してみることにしました」とコメント。また上白石を「自分の映画の雰囲気に、とても似合いそうだと思いました。素朴な可愛らしさがあって、映画のために身体を張ってくれる強さもありました」と評している。

「子供はわかってあげない」は2020年初夏より全国ロードショー。アミューズが企画・製作幹事を務め、オフィス・シロウズが制作を担った。細田と田島によるコメントも下記に掲載。

上白石萌歌 コメント

かねてから大好きだった沖田監督の作品に携われることが心から幸せでした。瑞々しい原作の空気感と沖田監督の映像美がどんな化学反応を起こすのか楽しみで仕方がありませんでした。ずっと沖田監督の世界で息をしていたくて、撮影が終わるのがとても寂しかったです。
そして、共演の細田佳央太さんはお芝居をするうえで一番助けられた存在。門司くんは彼そのもので、細田さんがいなければ美波を演じきれなかったかもしれないと思うほどです。
10代最後の夏はすべての想いをこの作品に込めました。きっと人生の宝になります。

細田佳央太 コメント

沖田監督から「原作の門司くんっぽさは台詞で表しているから、細田くんは自由にお芝居して良いよ」と言って頂いて作品に入ったので、原作を意識しすぎず自分らしく門司くんと向き合うことが出来ました。
沖田組の明るく、笑いが絶えない雰囲気が、自然と原作の世界観に寄っていったのだと思います。上白石さんにもお芝居で引っ張って頂き、特にラストシーンの二人芝居では、目のお芝居に感化されました。
高校最後の夏に沖田組での撮影に参加させて頂けたこと、素敵な共演者・スタッフの方々・作品に巡り会えたこと、全てに感謝です。

沖田修一 コメント

何気なく手にして読んだ、好きな原作でした。田島列島さんの描かれた、独特のユーモアのようなものを、映画にするのが、難しそうでしたが、それ以上に楽しそうで、挑戦してみることにしました。美波を探す中で、上白石さんに会いました。自分の映画の雰囲気に、とても似合いそうだと思いました。素朴な可愛らしさがあって、映画のために身体を張ってくれる強さもありました。あと、すごい泳げました。細田くんは、驚くほどに純粋な青年で、今時珍しいくらいでした。この二人と一緒に、映画を作れる喜びを感じながら、一夏の撮影をさせてもらいました。

田島列島 コメント

この度「子供はわかってあげない」が実写映画化という事で、
漫画・映画好きの心の中に常にある漫画の実写映画化どないやねん問題ですが、
あの沖田修一監督が撮ってくださるということで、
私、イチ邦画ファンとしましても大変出来上がりが楽しみな作品です。
私の漫画を大切に思ってくださる方にも楽しみにして頂けたら嬉しいです。

(c)2020「子供はわかってあげない」製作委員会 (c)田島列島/講談社

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