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河合郁人「ジャニーズっていいな」 A.B.C-Z演出・主演舞台『ジャニーズ伝説』が開幕

ぴあ

『ABC座 ジャニーズ伝説2021 at Imperial Theatre』より、光GENJIの楽曲を披露する佐藤アツヒロ(中央)とA.B.C-Z

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エンタテインメントの高みを求めてアメリカに渡った「初代ジャニーズ」4名の奮闘と成長を描き、A.B.C-Zが演出・主演する舞台『ジャニーズ伝説』が2021年12月7日(火)、開幕した。13年の初演から再演を重ねてきた本作だが、今回初めて帝国劇場にて上演される。

今回、A.B.C-Zは主演に加えて初めて演出も担当。少年野球のメンバーが歌う『At The Washington Heights』をラップでアレンジしたり、渡米後に出会うバリー・デヴォーゾンの登場シーンに新曲を盛り込んだりと、演出をブラッシュアップ。また、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためアクロバットを中止していたが、今回は大車輪を使った大技「5STAR」を復活させた。

佐藤アツヒロが特別出演して光GENJIの曲を披露するなどしたほか、7 MEN 侍・Jr.SP・少年忍者といったフレッシュな面々も登場。ジャニーズの歴代グループ名が盛り込まれた『We’reジャニーズ』も2021年版としてアップデートされ、最新デビューグループ「なにわ男子」までが歌詞に盛り込まれているなど、ジャニーズファンにはたまらない公演に仕上がっている。

初日を前にした7日、ゲネプロ(総通し舞台稽古)後に記者会見が行われ、A.B.C-Zの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一、7 MEN 侍の中村嶺亜、菅田琳寧、本髙克樹、佐々木大光、今野大輝、矢花黎、そして特別出演の佐藤アツヒロが登壇した。

初日会見より、(前列左から)五関晃一、戸塚祥太、橋本良亮、河合郁人、塚田僚一、佐藤アツヒロ /(後列左から)今野大輝、佐々木大光、菅田琳寧、中村嶺亜、本高克樹、矢花黎

――まずは初日を迎えての意気込みをお願いします。

五関:めちゃくちゃ意気込んでおります!とにかく、全力を出し尽くしたいなという気持ちですね。帝国劇場で『ジャニーズ伝説』をやらせていただけるので、全力で頑張りたいと思います。

戸塚:ジャニー(喜多川)さんの作品は、非現実的なものだったり、ファンタジーな世界観だったりする中で、この『ジャニーズ伝説』は超リアルな方向に振り切った作品。違う味を楽しんでいただけたらと思います。

橋本:帝国劇場に立つのは何年かぶりですが、劇場に入っても「懐かしい」という意識はなくて、やってやろうという気持ちになりました。あと、楽屋は五関くんと一緒なんですけど、(堂本)光一くんとかタッキー(※滝沢秀明)が使っていた座長部屋をゲットしました!

五関:だから今回は俺と良亮が座長だよね(笑)

河合:ゲネプロを無事に終えて思ったことが、「ジャニーズっていいな」と感じました。今回、ショータイムの曲は全て僕が選ばせていただいたんですけど、ちょっとマニアックすぎたかなと心配です。ファンの方、劇場に来てくださったお客様にどう感じていただけるか楽しみです。

――(河合はジャニーズのモノマネが得意だが)今回モノマネは......?

河合:してない、してない。なるべくモノマネできないように、がっつり踊っています(笑)

塚田:バラエティとアイドル業分けてね!(笑)。今はA.B.C-Zですが、(Jr.時代の)A.B.Cの時にも『SHOCK』や滝沢くんの舞台、『DREAM BOYS』などを経験させてもらって、帝国劇場はたくさん思い出の詰まった場所です。そこで座長としてやらせてもらえることに感謝の気持ちです。そして、僕たちも先輩の背中を追ってここまで来たので、後輩たちにも「この舞台に立ててよかったな」と思ってもらえるように、チーム一丸となって頑張りたいと思います。

佐藤:ジャニーズの歴史の始まりを知る舞台に、自分が出演できることが嬉しいです。稽古の段階から見てきて、点と点が繋がって、また進んでいくんだなという歴史と未来を感じる時間でしたね。千秋楽まで自分ができることを精一杯やっていきたいと思います。

――光GENJIの曲を披露しました。

佐藤:楽曲に関してはA.B.C-Zさんに決めてもらったんですが、『ガラスの十代』の間奏とサビは当時の振りで踊りたいと言って、採用していただきました(笑)。気持ちよかったです。

矢花黎:僕は家族とチケットを買って『ジャニーズ伝説』を3回観にきたことがあるんです。ジャニーズの舞台の中で一番観たことのある作品に、ついに自分も立てるのがすごく嬉しくて、初日が開くのを楽しみにしていたので、千秋楽まで頑張りたいと思っています!

――今回もご家族はご覧になられるのですか?

矢花:そうですね。壮大な授業参観みたいな感じです(笑)。

本髙:改めてたくさんの先輩たちのおかげで我々「7 MEN 侍」というグループがいるんだと実感しましたし、グループ名が改めて好きになりました。ただ、グループ名に数字・ローマ字・漢字が入っていてスマホ入力が大変めんどくさいんですけど、その時間すら愛おしいと思っていただけるようなグループになれたらなと思います。

中村:僕らは今回、お客さんの視点でジャニーズの軌跡を体験する、すごく大事な役を任せていただいています。特にラストで戸塚くん演じるジャニーさんと7 MEN 侍がお話するシーンが僕は大好きで。今、CDデビューやその先の輝く夢を追いかけている僕らの背中を、天国で見守ってくれるジャニーさんが押してくれているような気持ちになります。すべての大切なシーンを心を込めて演じていけたらと思います。

菅田:私はジャニーズ好きとして、『ジャニーズ伝説』でジャニーズの歴史を振り返られるのがとても楽しくて。7 MEN 侍のバンドもバーンと見せることができて、私はアクロバットも見せることができて。

河合:すごい、一人称が「わたくし」(笑)。

戸塚:琳寧、こういうとこではちゃんと「私」っていうんだね(笑)。

菅田:俺らバンドやってるということとか、いろんなものを見せられるので、全力で頑張りたいと思います!

佐々木:僕はジャニーさんとこの作品を見学したことがあるんです。その後もジャニーさんが『ジャニーズ伝説』の資料を「見たほうがいいよ」と渡してくれるくらい愛していた作品。その舞台に僕も立っていることを、ジャニーさんが喜んでくれていたら嬉しいなと思います。千秋楽まで怪我しないで頑張りたいと思います。

今野:『ジャニーズ伝説』は、芝居やショータイム、本当にたくさんのものが詰まった舞台になっていますので、精一杯頑張りたいと思います!

――ジャニーさんが見ていたら、どんな言葉をかけてくれると思いますか?

橋本:以前「僕はyouたちのファンだよ」と言ってくださって。その言葉があるだけで自信につながりますし、安心してステージに立てます。

河合:それ以上の言葉を思ってくれているなら、「最高だよ」も嬉しいですけど、「進化したね」とか「パワーアップしたね」と言ってもらいたいですね。

橋本:一生のお守りです、あの言葉は。

公演は12月21日(火)まで。

取材・文・撮影:五月女菜穂

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