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大賞ミルク、特別賞和牛、新人賞カベポスター「上方漫才協会大賞」マヂラブ&すゑは話題賞に

ナタリー

21/1/11(月) 21:44

大賞受賞のミルクボーイ。

「第六回上方漫才協会大賞」で、ミルクボーイが大賞、和牛が特別賞、マヂカルラブリーとすゑひろがりずが話題賞に輝いた。

本日1月11日に大阪・なんばグランド花月で授賞式イベントが開催され、上方漫才協会会長の中田カウスとMCのアインシュタインが見守る中、各賞受賞者が登壇。VTR出演となった和牛を除く各組がそれぞれネタを披露し、新型コロナウイルス感染防止の観点から“セルフサービス”でトロフィーを受け取った。

大賞には、2020年に活躍した芸人の中から劇場やマネジメント、企業営業、ライブ事業、グッズ事業といった吉本興業の各セクションのスタッフが大阪、東京合わせて55組を推薦。最終ノミネートはミルクボーイ、コウテイ、さや香、ニューヨーク、すゑひろがりず、3時のヒロイン、ぼる塾という面々だった。また、ネタ台本や表現方法などの視点で優れている者に贈られる文芸部門賞にはラフ次元、もも、キングブルブリン 、ヒューマン中村、インディアンスが名を連ねている。

大賞が発表され、コメントを求められたミルクボーイ内海は「ほんまに5年前からしたら考えられへんことというか……」と話したところで突然声を詰まらせ、何が起きたかわからない会場は騒然。涙を浮かべていることを確認すると、アインシュタイン河井は「考えられへんタイミングで感極まってる!」と驚き、続けて駒場は「涙のあとに何を言えばいいかわかりませんが、大阪でがんばって行こうって決めているので『上方』と付く賞はうれしい」と噛み締めた。

マヂカルラブリーは「村上です」「ゴリゴリの漫才師です」と挨拶したあと、観客からの拍手が自然に発生するのを待てない野田が「チャンピオン!」と宣言。「M-1グランプリ2020」決勝で披露した「つり革」とは異なり、センターマイクから離れずセリフの多い漫才で幅広さを見せる。すゑひろがりずは「算数」のネタで会場を沸かせたほか、話題賞発表の際にドラムロールがなかったため機転を利かせた南條がステージに現れ小鼓で賑やかすというファインプレーも。役目を終えるとすぐに袖にはけていくさまに対し、河井は「仕事人ですね(笑)」と称えた。

芸歴7年目以下が対象の新人賞には大阪・よしもと漫才劇場のカベポスター、ドーナツ・ピーナツ、フミ、東京・神保町よしもと漫才劇場の9番街レトロ、ぼる塾、令和ロマンの6組がノミネートされており、イベント中にネタバトルを展開。漫才作家や構成作家、なんばグランド花月の支配人が審査した結果、カベポスターに新人賞が贈られた。

イベントの最後には、昨年5月に死去したてんしとあくま川口を芸人と観客による拍手で見送った。なお観客投票によって決定する「よしもと漫才劇場 オシャレ&ダサい芸人ランキング」の結果は下記の通り。イベント後のオンラインでの囲み取材の様子は追って掲載する。

第六回上方漫才協会大賞

大賞:ミルクボーイ
特別賞:和牛
話題賞:マヂカルラブリー / すゑひろがりず
新人賞:カベポスター
文芸部門賞:ラフ次元 / もも / キングブルブリン / ヒューマン中村 / インディアンス

よしもと漫才劇場 オシャレ&ダサい芸人ランキング

オシャレ芸人

1位:コウテイ九条
2位:ときヲりぴーと・ときヲ
3位:ラニーノーズ山田
4位:見取り図リリー
5位:センリーズきたしろ
6位:令和喜多みな実・野村
7位:フースーヤ田中ショータイム
8位:ラニーノーズ洲崎
9位:ロングコートダディ堂前
10位:ねこ屋敷・山崎

ダサい芸人

1位:エンペラー安井
2位:さや香・新山
3位:うただ一石
4位:マルセイユ別府
5位:コウテイ下田
6位:ニッポンの社長・ケツ
7位:ときヲりぴーと・りぴーと
8位:エンペラーにしやま
9位:デルマパンゲ迫田
10位:ミルクボーイ内海

※記事初出時より写真を追加しました。

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