山本耕史と12人の女優たちが共演するドラマ「抱かれたい12人の女たち」が、10月5日よりテレビ大阪ほかで放送される。

本作は、山本扮するバーテンダーに心惹かれた女性客が、彼をあの手この手で口説こうとするさまを描く恋愛ドラマ。台本はなく、女優たちは事前に自身が演じるキャラクターだけを決めて即興で会話を繰り広げていく。第1話には高橋メアリージュンが出演する。

女優たちが演じるキャラクターは、ウェディングドレスのフィッティング中に彼氏の浮気を知ってそのまま店に飛び込んできた花嫁、極度の東北弁をコンプレックスに持つ全身ハイブランドで無口なバリキャリ女子、拳銃を取り出して「愛する男を殺してきた」と告白する喪服姿の極道の妻など。山本は本作について「2人がその場で考えながら会話を交わしている世界なので、すごく危険なキャッチボールがあると思いますし、意外とドラマよりも微妙な表情などを見ることができるかもしれないですね」と述べた。

なお本作は、テレビ大阪での放送終了後からTverにて見逃し配信が行われる。

抱かれたい12人の女たち

テレビ大阪ほか 10月5日（土）スタート 毎週土曜 25:26～25:56

山本耕史 コメント

即興劇は良い化学反応が起こると、台本や台詞があるより面白くなったりすると思います。2人がその場で考えながら会話を交わしている世界なので、すごく危険なキャッチボールがあると思いますし、意外とドラマよりも微妙な表情などを見ることができるかもしれないですね。台本のあるドラマは型が決まっていて、うまく外れてアドリブをしても戻る場所があります。しかし、即興に関しては外れたら外れ放しで戻る場所もありません。それをどうするか、これからやっていく中でうまく面白くはまれば良いなと思います。

岡本宏毅（テレビ大阪 プロデューサー）コメント

まずは即興劇という、役者としての実力が如実に現れるハードルの高い当企画に「こんなドラマがやりたかった！」と二つ返事でお受け頂いた山本耕史さん、本当に有難うございます！ 山本さんが劇中で見せる圧倒的な存在感、変幻自在のカメレオン俳優ぶりに是非ご期待ください。
お互いどんな台詞が飛び出すか分からない緊張感、予測不可能でスリリングな展開、これは芝居なのか？ リアルなのか？ 名うての役者同士がガチンコでぶつかる、まるで格闘技のような今までに無い新しいドラマが始まります。台本が無い事できっと我々の想像を超えるドラマが生まれるはずです。

(c)「抱かれたい12人の女たち」製作委員会