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ネクストブレイクの予感!爽やかイケメン・小原汰武を徹底解剖 「岩井俊二監督の作品に出ることが目標です!」

ぴあ

19/1/28(月) 12:00

レプロエンタテインメントが手掛ける男性演劇ユニット・浅草軽演劇集団『ウズイチ』。 今回は、先日『ウズイチ』が上演していた舞台『シャフ~vol.3~』にて、主役を務め、さらにファン投票で1位に輝いた、超爽やかイケメン・小原汰武(おばら たいむ)さんに注目!

演劇の世界を目指したキッカケ、将来の夢、そして好きな女の子のタイプまで徹底的にお話を聞いてきました♪

自分のやっていることが認められたような気がした

─── まずはファン投票1位おめでとうございます!

小原汰武さん(以下・小原) ありがとうございます!

─── 自信はありましたか?

小原 ありました。やっぱり主役だったので、ここは取っていかないとなって思っていました。だから自分のやっていることが認められたような気がして嬉しかったです。

─── 本当におめでとうございます。では、『シャフ ~vol.3~』の公演についても振り返っていただきたいと思うのですが、改めて、主役を演じてみていかがでしたか?

小原 今回はリーダー感というものをすごく意識していました。舞台上だけではなく、日常生活や稽古場でも他のメンバーを引っ張っていこうって。そういうところから勝手に滲み出てくるものかなと思ってやっていました。実際に舞台をご覧いただいた人たちからも、リーダー感が出ていたとか、中心に立つ人物に見えたと言っていただけたので、良かったなって。中心に立つっていう意識を強く持つだけで、変わっていくんだなって実感しました。

─── 確かに、前回、稽古場でご取材させていただいたときと今とでは大分雰囲気も変わられたような気がします。

小原 本当ですか?普段から二面性があるっていうのはよく言われるんです。髪を下ろしているのと上げているのでも印象が大分違うとか(笑)

─── 前回の公演『シャフ~vol.2~』でも、今回と同じくシンジという役で主役をやられていましたよね。

小原 『シャフ~vol.2~』のシンジは、本当に弱々しくて女々しくてめんどくさいっていう男の子だったんですけど、今回はそこから5年後のシンジということもあって、真逆で、しっかりしないといけないっていうセンターに立つ意識が強い子で。なので、全然違う役を演じているような気持ちでした。同じ作品でも全く違うシンジだったので、新しい演技ができたんじゃないかなって思っています。

みんなで支え合って『ウズイチ』ができてる

─── 主役を演じるというところでプレッシャーはありましたか?

小原 なかなかプレッシャーでしたね(笑)個人的には人を引っ張るっていうのは得意な方ではなくて。メンバーの白石(惇也)くんとかに助けてもらいながら、僕がまとめていたって部分が大きかったです。

─── そうなんですね。

小原 自分が鬼にならないといけないというか。稽古中も、他のメンバーに対して喝を入れないといけないポジションだったので、自分自身も鍛えられた作品でした。

─── 稽古中に喝を入れるということがよくあったんですか?

小原 『ウズイチ』の中では、さっきも言った白石と、鈴木(康介)と僕が、他のメンバーよりも年上で、年上組は年下を引っ張っていかないとなって思っているので、そういう時もありましたね。でも一人だったら絶対できなかったです。よく3人で稽古帰りにご飯に行っていたんですけど、そこで相談したり、もっとこうした方がいいよねって話し合ったりして、支えになってくれていました。本当に有難いなって。みんなで支え合って『ウズイチ』ができているんだなって改めて感じました。

─── それはやっぱりメンバーの皆さんが『ウズイチ』をもっと良くしていきたいっていう共通の思いがあるからなんでしょうね。

小原 そうですね。みんなが向いているベクトルが同じだと、相乗効果というかモチベーションが全然違うなって思いました。

─── 『シャフ~vol.3~』の中で、特にお気に入りのシーンはありますか?

小原 ソロダンスのシーンですね。踊りながら演技をするっていうのが好きで、お気に入りでした。気持ちを込めて踊るっていうのが気持ちよかったです。あともう1つあるんですけど、みんなで(白石惇也演じる)キタザワさんのところに向かうシーンで、音楽が流れている中で踊りながら演技をしていくところも好きです。

─── 今だから言える裏話などあればぜひ教えてください。

小原 裏話かどうかはあれなんですが、稽古が始まる前に、白石が必ずギャバのチョコレートを食べていました(笑)

─── そうなんですね(笑)

小原 僕は、稽古の前に必ずウィダーインゼリーとバナナとモンスターを摂っていました。

─── 気合が入るということですか?

小原 エネルギーの塊を体に入れておけば、とりあえず動けるというか(笑)体力が持つので。今回の稽古中に、自分が無意識に毎回買っているものがこの3つだって気づきました(笑)自分も含め、みんなのルーティンが大体分かるなって思いましたね。あとは、(神坂)優心が筋トレをしていたり…。

─── 優心さんは本当に常に筋トレをしているんですか?(笑)

小原 本当にしています(笑)稽古中、結構大変な時期もあったんですけど、そんなときでも、そういうの跳ねのけて「筋トレしましょう!」って言ってくるから、勘弁してよ…って(笑)

シンジというキャラクターは僕自身なのかな

─── 小原さんにとって、舞台の楽しさや魅力ってどういうところで感じますか?

小原 実際にその場にお客さんがいて、その場の空気で自分たちも変わるというか。毎公演同じものがなくて、お客さんと作っていくっていうところが楽しいですし、快感だなって思います。今回の公演では、お客さんも一緒に歌ってくれたり、サイリウムを振ってくれて楽しんでくれていましたし。

─── お客さんと一緒に作っていくというのは、生の舞台ならではですよね。

小原 公演の途中、お客さんが振る用のサイリウムが売り切れてしまうこともあったんですけど、そのときも直前で演出家さんから売り切れた台詞に変えてって言われて。すごい緊張感ありますけど、そのアドリブとかも舞台ならではですよね。

─── 今回演じたシンジという役は、小原さんにとってどんな役になりましたか?

小原 自分にとって、人をまとめるっていうのは苦手意識があったんですけど、でも高校時代は体育祭の応援団長をやったり、学級委員をやったりと、意外と振り返ってみると、人をまとめるポジションだったなと。

─── 団長と学級委員はめちゃくちゃまとめる側ですよね。

小原 でも自分自身は、得意ではないと思っているんです(笑)だけど自然といつもそういうポジションになっていて。だから、シンジくんというキャラクターは僕自身なのかなって思います。

─── 応援団長をやられていたというところに、今すごく驚いてしまいました(笑)

小原 そうなんです。こういう見た目で団長をやっていたんです(笑)僕もなるとは思っていなかったんですけど、団長をやって、優勝もして。

─── すごいですね。今回も1位を獲得されましたし。スター性を感じますね。

小原 とんでもないです!(笑)でも本当に有難いですね。

25歳までにアカデミー賞新人男優賞を取りたい!

─── ではここからは、小原さんのパーソナルな部分に寄ったお話も伺っていければと思います。改めて、理想の俳優像を教えていただきたいです。

小原 僕は、千葉雄大さん、瀬戸康史さんのような爽やかで純粋で、でも毒のある役もできる俳優になりたいと思っています。演技の面で目標にしているのは高良健吾さんです。人間らしい演技をされていて、人間らしすぎてかわいく見えちゃうというか。そういう演技をされるので、僕もそうなりたいと思っています。

─── 確かに小原さんも、千葉さん、瀬戸さんのような中性的な雰囲気がありますよね。

小原 僕が求められるのはその方向性なのかなと思います。

─── 俳優として、この作品に出たい!というものはありますか?

小原 いずれはミュージカルに出たいって思っています。本当におこがましいんですけど…。あとは朝ドラですね。

─── 朝ドラを目標にされている俳優さんはたくさんいらっしゃいますよね。

小原 朝ドラに出て、毎朝みなさんに爽やかさをお届けしたいなって思っています!(笑)そして、目標としては、25歳までに日本アカデミー賞の新人男優賞を取りたいと思っています。だから精進するのみです。

─── そこに辿り着くまでにはどんなことが必要だと思いますか?

小原 演技力もそうなんですけど、いろんな役者仲間を作りたいなって思っています。僕はまだ上京してきたばかりなので、いろんな人と接して、いろんな人と話して、関係性を深めていきたいなと。

─── なるほど。

小原 あとは、歌の勉強をしたいです。ミュージカルもそうですし、歌を学べるところで経験を積んでいきたいなって思っています。

─── ミュージカルはよく観に行かれるんですか?

小原 福岡にいたときに、テニスの王子様を観に行きました!

─── テニミュですか!実際ご覧になっていかがでしたか?

小原 すごかったです!光の演出もおもしろかったですし、役者の方たちも皆さん歌を歌われているし、すごい楽しかったです。

─── 2.5次元作品は今とてもブームになっていますしね。

小原 そうですよね、今すごく熱いですよね。

役者になろうと思ったキッカケは?

─── 小原さんが芸能界に入ったキッカケはなんだったんでしょうか?

小原 僕が4歳のときに、母親が福岡の子供番組に応募したのがキッカケです。その番組内で、子供たちでキャンプをしたり、おもちゃを作っている会社に行って一日社長をやったりっていう体験をさせてもらって、子供ながらにこの業界楽しいなって思ったのを覚えています。そのときは業界とか仕事とかって意識はありませんでしたけど(笑)

─── そうだったんですね。

小原 役者になろうって思ったのは、中学1年生のときに、お仕事で、自主制作映画に出たのがキッカケですね。

─── 映像制作が趣味なのもそこが原点だったりするんですか?

小原 そうですね、それもあるかもしれないです。自主制作っていうものが僕にとってはとても新鮮で魅力的に感じました。

─── 実際にご自身で映像を作り始めたのはいつ頃ですか?

小原 実際に作り始めたのは高校2年生のときです。学校紹介のVTRだとか体育祭の映像とかを先生に撮りたいって言って。そうしたらカメラなどの機材を用意してくれて撮らせてもらえて。

─── それはすごいですね。

小原 授業風景を撮ったり、短編ドラマを作ったり。そういう活動をしていたら、学校の中で、映像制作部っていう部活ができて部長をやったり。

─── 小原さんを中心に物事が動いていったんですね。部活の中ではどのような活動をされていたんですか?

小原 監督をやったりもしましたし、学校の行事で舞台をすることになったときは脚本を書いたりもしました。

─── 脚本も書けるんですか?

小原 独学なんですけど、やっていました。やってみるとすごく楽しかったですね。学校を卒業してからは、友達のプロモーションビデオを撮ったりっていうことを引き続きやっています。

─── その映像はどこかで見られるんですか?

小原 いずれ、どこかで見られるようにしていきたいなって思っています。そういった意味でも役者仲間を増やしていきたいですね。

僕は永遠の17歳でいたいんです(笑)

─── 小原さんは今19歳ですが、まもなく二十歳を迎えることについてはどう思っていますか?

小原 本当に嫌ですね(笑)

─── えっ、嫌なんですか?(笑)

小原 ティーンがいいですね(笑)ティーンがどれだけ素晴らしいかっていうのを痛感しているところです。

─── それはどんなところで?

小原 ティーンってだけでフレッシュだねって思ってもらえるというか(笑)

─── あ~なるほど(笑)

小原 二十歳になると責任感というか、大人としての重みみたいなものもありそうですし、ティーンのままでいたいです…(笑)まぁでも避けては通れないんですけど…。

─── 私は早く二十歳になりたいなって思っていました。

小原 そういう意見の方もいますよね。でも僕は永遠の17歳がいいんです(笑)だから心は永遠の17歳ということにしていきます(笑)

─── では、10代のうちにやっておきたいことはありますか?

小原 一人旅はしたいですね。自分探しの旅っていうわけじゃないですけど(笑)海外に行ってみたいです。

─── 海外はどのあたりに?

小原 韓国…。

─── 意外と近い(笑)

小原 とりあえず近場からかなって(笑)

暴飲暴食をしてくれる女の子が好き!

─── ではここからは少し女子目線の質問もさせてください。好きな女の子のタイプを教えていただきたいです!

小原 僕は暴飲暴食してくれる女の子が好きなんです。

─── え!?

小原 めちゃめちゃ食べてくれる子が好きなんです。食べてる姿にキュンとしてしまうんです(笑)ガッツリ食べてくれる姿が好きで。野性的というか(笑)

─── 野生的(笑)何を食べている女の子がいいですか?

小原 やっぱり肉ですね。肉に食らいついている女の子を見るとキュンとしちゃいますね(笑)一緒に食べたい。

─── 小原さんもご飯はたくさん食べる方ですか?

小原 めちゃめちゃ食べる方です!だから一緒に食べたいですね。

─── 女の子だとダイエットを気にする子も多いですが…。

小原 ダイエットとか言っちゃダメです!食べてほしい!

─── ということは、女の子のスタイルとかは特に気にしない?

小原 ん~、どっちかといえば細身の子の方が好きですけど……(笑)

─── ハードルが高い!!(笑)

小原 あはは(笑)まぁでもとにかく食べてくれれば僕はOKです!スタイルは好きになってしまえば関係ないと思います(笑)

─── 好きな女の子の仕草ってありますか?

小原 ご飯を食べているときに、頬っぺたが膨らんでいる子が可愛いなって思います。リスみたいになってる子(笑)あとは、髪を耳にかける仕草なんかも好きです。首筋が見えるとドキッとします。

─── では最後になりますが、2019年はどんな年にしていきたいですか?

小原 二十歳になるので、ターニングポイントになる作品に出ることが目標です。自分にとってそれは映画なのかなと。具体的には、岩井俊二監督の作品に出たいです。『リリイ・シュシュのすべて』の映像の綺麗さ、繊細さが好きで。自分の演技としても、繊細さっていう部分をもっと磨いていきたいので、岩井俊二監督のもとで、勉強させていただきたいなって思っています。

─── 今後の活躍を楽しみにしています!本日はありがとうございました。

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