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乃木坂46 白石麻衣、最後の『BIRTHDAY LIVE』 DAY3&DAY4公演のポイントは

リアルサウンド

20/2/23(日) 6:00

 乃木坂46が、2月21日から4日間に渡り『8th YEAR BIRTHDAY LIVE』(以下、バスラ)を開催している。

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 昨年は京セラドーム大阪にて西野七瀬卒業コンサートを含む4日間が展開された、グループにとって毎年恒例のバスラ。今年は事前に公式Twitterにて「全曲披露」と打ち出されており、デビューシングルから24thシングル『夜明けまで強がらなくてもいい』までの約200曲が4日間に分けてパフォーマンスされることとなる(中田花奈がブログにて初日公演のセットリストを公開していることを参考に、本稿ではネタバレありで進めていく)。

 今年のバスラのポイントは、「白石麻衣が参加のDAY3、DAY4」「4期生のユニット参加」「卒業生のポジションを継ぐメンバー」「新4期生初お披露目の期待」という幾つかの点だ。

 名古屋出身の遠藤さくらがセンターの「夜明けまで強がらなくてもいい」で幕を開けた初日は、生田絵梨花が唯一参加できる日程ということもあり、「あなたのために弾きたい」や「雲になればいい」など、彼女のソロ曲やユニット曲が多く披露されるセットリストに。この春でグループからの卒業を発表している井上小百合の代名詞と言っても過言ではない「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」も披露された。

 リリース順ではなく、シャッフル順ということで、セットリストは蓋を開けてみないと分からないものの、生田同様、後半2日間に白石が参加するユニット曲が多く残されてもいる。近い将来、白石の卒業コンサートが開催されるとはいえ、彼女が参加する楽曲は80曲以上にも及び、このバスラが見納めという楽曲が中には出てくるだろう。

 昨年のバスラ以降、乃木坂46からは西野、衛藤美彩、伊藤かりん、斉藤優里、桜井玲香の5人がグループを卒業した。白石と西野のユニット曲「心のモノローグ」は、オリジナルメンバーとしては1度きりの披露に終わったが、その西野の座を誰が引き継ぐのか。また、「雲になればいい」の衛藤、桜井のポジションに伊藤純奈、久保史緒里が新しく入っているのに対し、齋藤飛鳥、伊藤万理華、西野のユニット曲「Another Ghost」は代役を立てず、齋藤のソロでパフォーマンスしていたりと、多少変則的なフォーメーションになっていたりもする。

 4期生にとって、昨年のバスラは初お披露目から約3カ月ということもあり、「強がる蕾」や「ないものねだり」など卒業生のソロ曲を4期生全員で披露する形で参加していた。あれから1年。昨年のバスラが3期生の躍進を示す公演となったように、今年は4期生が多くのユニットに参加し、1年の目まぐるしい成長を体現している。初日で象徴的なのは、遠藤、賀喜遥香、筒井あやめの3人で披露した「Rewind あの日」だろう。シングル曲だけでなく、多くのソロ曲やユニット曲に参加していた西野のポジションに注目することで、グループの世代交代が顕著に見えてくるかもしれない。

 そして2月16日、新4期生として乃木坂46への配属が発表された黒見明香、佐藤璃果、林瑠奈、松尾美佑、弓木奈於の5名の初お披露目があるのかにも期待がかかる。最終日は全国各地の映画館でライブビューイングが決定していることから、新4期生の登場、白石の卒業シングル初披露、白石の卒業コンサート、『真夏の全国ツアー』開催発表……など、多くのトピックの可能性が予想される。

 2月22日でデビュー8周年を迎え、9年目を歩み始めた乃木坂46。白石の卒業という大きな転換期の一方で、未来の蕾は確実に花開き始めている。(渡辺彰浩)

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