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【公演中止】令和2年3月歌舞伎公演『通し狂言 義経千本桜』

20/2/28(金)

尾上菊之助が、今年も春の国立劇場小劇場で大きな挑戦をします。夢だったと言う『義経千本桜』の三役完演です。三役とは、二段目「鳥居前」と四段目「道行初音旅」「川連法眼館」の佐藤忠信実ハ源九郎狐、二段目「渡海屋」「大物浦」の平知盛、三段目「木の実」「鮓屋」のいがみの権太のこと。 特に初役の権太は、ゆすり騙りを働く悪党ながら、情にもろく忠義にも厚い、いい役です。父菊五郎から受け継ぐ音羽屋型は、江戸前の粋な権太で、菊之助も似合うだろうと思います。楽しみです。 「鳥居前」の忠信は、2012年の巡業の折、十世三津五郎に習ったと聞いています。“四の切”の忠信は、もちろん菊五郎から受け継いだ音羽屋の型。“碇知盛”は、2015年に歌舞伎鑑賞教室で演じた際、岳父の吉右衛門から指導を受けた役で、こちらも期待が高まります。 典侍の局、「鮓屋」の弥助、“四の切”の静御前には、松尾芸能賞新人賞を受賞して注目される梅枝。「鳥居前」の静と権太の妹お里を米吉、「道行」の静を時蔵。安徳帝を長男の丑之助が務めるのも話題です。 Aプロが二段目、Bプロが三段目、Cプロが四段目と3つに分かれているので、日程と組み合わせをよく考えて観ようと思います。

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