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LDH JAPANが韓国のTGCKパートナーズと新会社「HIAN」設立、「犯罪都市」日本版を制作

ナタリー

21/2/26(金) 14:32

HIAN ロゴ

LDH JAPANと韓国の文化コンテンツ専門投資ベンチャーキャピタルのTGCKパートナーズが手を組み、映画、ドラマ、ミュージカル、アニメ、音楽、ゲーム、マンガ、放送映像物などのコンテンツ発信を行う新会社「HIAN」(ハイアン)を設立した。

2014年に設立されたTGCKパートナーズは、韓国で初めて外国資本が参画して設立されたベンチャーキャピタル会社。CEOであるアンディ・J・キム氏は、韓国文化事業の投資業界において最長投資キャリアと投資の実力を持つファンドマネージャーで、約70億円規模の文化コンテンツファンドを運用している。キム氏はブルーノ・マーズやQueen、Linkin Park、スティーヴィー・ワンダー、Metallicaなど数々のアーティストの韓国でのライブ活動へ投資し、韓国初の公演ファンドを結成、運営しており、「ジキル&ハイド」「ラ・マンチャの男」「三銃士」「ジャック・ザ・リッパー」など韓国のミュージカルコンテンツの導入および活性化にも貢献。映画コンテンツ業界においては「オールド・ボーイ」「グエムル 漢江の怪物」「10人の泥棒たち」「1987、ある闘いの真実」「神と共に」「毒戦 BELIEVER」「82年生まれ、キム・ジヨン」「ザ・コール」「白頭山大噴火」など多数の有名作品をプロデュースし、韓国国内屈指のマーケットリーダーとなっている。

HIANの今後の具体的な取り組みとしては、韓国で680万人以上を動員した大ヒット映画「犯罪都市」(原題:The Outlaws)の続編で現在韓国にて制作中の「犯罪都市2」(原題:The Roundup)の配給を行うことが決定。さらに映画「犯罪都市」の主演俳優のマ・ドンソク本人をはじめ、映画「犯罪都市」のオリジナルプロデューサーが共同で参加し、映画「犯罪都市」日本版リメイクの制作を行うことも決定している。

またHIANは、テロ事件に巻き込まれた人気アイドルを救出するために、ライバル同士の国家秘密要員2人が協力しあって立ち向かうアクションコメディ映画「Uncles」の韓国版・日本版の制作を検討中。ヒロイン役を発掘・育成するオーディションの開催も視野に入れている。さらにチェコ原作のミュージカルとして日本や韓国でも人気を集める「ミュージカル三銃士」も10年ぶりに日本でリメイク予定だ。

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