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品川ヒロシが監督作「リスタート」初日に涙腺崩壊、SWAYは肉体美褒められる

ナタリー

「リスタート」の公開記念舞台挨拶にて、左から品川ヒロシ、黒沢あすか、SWAY、EMILY、中野英雄、朝倉ゆり。

「リスタート」の公開記念舞台挨拶が本日7月17日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、キャストのEMILY、SWAY(DOBERMAN INFINITY)、朝倉ゆり(エラバレシ)、黒沢あすか、中野英雄、監督の品川ヒロシが登壇した。

本作では、シンガーソングライターを目指して上京するも夢破れた主人公が、舞い戻った故郷・北海道下川町でゆっくりと前を向いていくさまが描かれる。フォークデュオ・HONEBONEのボーカルで、モデルとしても活動するEMILYが主人公・未央を演じた。

コロナ禍の影響による公開延期を経て、昨日7月16日に全国で封切りを迎えた本作。初日舞台挨拶で号泣したという品川は「泣くならばマスコミが入っている今のほうがよかったと後悔している」と笑わせつつ、「この映画に懸けている演者も多かったので公開を迎えられてうれしい」と安堵する。同じく初日舞台挨拶で涙したEMILYは「初日を迎えられたことがこんなにも幸せなんだと思わされた」と語った。

未央の同級生・大輝を演じたSWAYは、品川から「川でのシーンは完全にキャプテン・アメリカ」と肉体美を褒められ、「ハリウッドを目指しますか!?」と海外デビューに夢をふくらませる。また品川について、中野は「とても一生懸命で愛情深い素敵な監督」と表現し、黒沢も「演者が質問すると一度自分の中で飲み込んでから丁寧に説明してくれて信頼感が増す」と絶賛。映画デビューを果たした朝倉は「皆さんに観てもらえてうれしい」と感極まって涙を見せた。

最後には品川の過去作「漫才ギャング」に出演した佐藤隆太と上地雄輔からサプライズビデオレターの上映が。さらに音楽を担当したHONEBONEにより主題歌が生演奏され、品川は感激の涙とともに最後の挨拶に入る。「主題歌を聴くと僕自身も胸に刺さるものがあるし……。舞台挨拶ってスポットを浴びるのは演者だけだけれど、北海道で一緒に寝ずに撮ってくれたスタッフとか……」と感謝を口にし、「やったー! 泣けたー!」と泣き笑いのボケで明るく舞台挨拶を締めた。

「リスタート」はヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国で上映中。

(c)吉本興業

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